前回の続き・・・。
政府は、 2 月 10 日、新型コロナウイルス対策本部を開催した。
マスクの着用について、 3 月 13 日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねるとした。
厚生労働省は、マスクの着用が効果的な場面について、以下の 3 つの場面だとしたうえで国民に対して周知することにしている。
▽医療機関の受診をする時
▽重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問する時
▽通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時
この他、重症化リスクの高い人が流行期に混雑した場所に行く時にもマスクの着用が効果的であることを周知するらしい。
一方、症状がある人や感染者本人、同居する家族に感染者がいる人は、周囲に感染を広げないため外出を控え、通院などでやむをえず外出する場合は人混みを避けマスクを着用するよう求めていく。
また、重症化リスクの高い人が多くいる医療機関や高齢者施設などの職員については勤務中のマスクの着用を推奨するとしている。
この他、企業などの事業者については、感染対策上の理由や業務の内容などによっては利用者や従業員に対してマスクの着用を求めることは許容されるとした上で、各業界団体にマスク着用に関するガイドラインの見直しを行うよう求めている。
特に、曖昧な公共交通機関では、 3 月 13 日以降は、おおむね全員の着席が可能な新幹線や航空機、船、タクシーそれに高速バスなどではマスクを外すことを容認するとした。
一方で、通勤ラッシュなど混雑した電車やバスでは、周りの人に感染を広げないためマスクの着用を推奨するとしている。
国土交通省によると、混雑していない電車やバスでのマスクの着用については「各事業者の判断に委ねる」としている。
国土交通省は今後、こうした考え方について公共交通機関の各業界団体などに周知し、ガイドラインの見直しや利用者への丁寧な対応を求めることにしている。
科学的根拠もあいまいなままに、何から何まで、国民に丸投げなのか・・・?
先週、木曜日、金曜日の感染動向を追う。
次回へ・・・。