前回の続き・・・。
超過死亡数との因果関係を解説しようと思ったが、昨日( 2 月 28 日)、人口動態統計の ’22 年 12 月の速報値が発表されたので、先に、取り上げる。
予想通り、 12 月の死亡数は、 158,387 人と前年同月比 24,361 人増となり、 18.2% も増加した。
これは、昨年暮れからのオミクロン株による第 8 波による死者数の増加が加味されたからであろう。
そして、 ’22 年の死亡総数は、 1,582,033 人となり、対前年比 129,744 人増となり、 8.9% 増加となった。
過去 3 年間の 12 月の死亡者数を見てみると・・・。
年/月 | 12月 | 対前年比 |
---|---|---|
2022 | 158,387 | +18.2% |
2021 | 134,026 | +0.6% |
2020 | 134,026 | +4.7% |
因みに、各年の新型コロナウィルス感染者の死亡数は・・・。
年/月 | 12月 |
---|---|
2022 | 7,622 |
2021 | 33 |
2020 | 1,321 |
私も同様なのだが、この数字を見て‟えっ!”と驚いた方も多いのではないだろうか?
昨年の 12 月は死亡者数が‟ 0 ”あるいは一桁前半という状況だったのだ。
そこから 1 年で随分変容したのが手に取るようにわかる。
先週、後半の感染動向を追う。
次回へ・・・。