「真実の口」2,238 レプリコンワクチン ⑨

前回の続き・・・。

前回、日米の副反応のチェックの違いについて寄稿した。

今回は、もう少し触れたかったのだが、 24 日に厚生労働省から驚くべき公表があったのでこちらを優先して寄稿する。

厚生労働省によると、新型コロナウィルスの感染症法上の位置付けが 5 類となった 2023 年 5 月~ 24 年 4 月の 1 年間で、死者数が計 32,576 人に上ったことが人口動態統計で分かった。

この数字がどれほど驚くべき数字化というと、同期間の季節性インフルエンザによる死者数は 2,244 人なのである。

インフルエンザの実に 15 倍ということになる。

新型コロナウィルスに感染した患者が国内で初めて死亡したのは 2020 年 2 月 13 日でえある。

2020年 4 月 30 日時点・・・ 494 人

2021 年 4 月 30 日時点・・・ 10,226 人(年間 9,732 人)

2022 年 4 月 30 日時点・・・ 29,653 人(年間 19,427 人)

2023 年 4 月 30 日時点・・・ 74,542 人(年間 44,889 人)

2024 年 4 月 30 日時点・・・ 107,118 人(年間 32,576 人)

政府は、昨年 5 月、重症化リスクの低下を理由に新型コロナを 5 類に引き下げ、日常生活の制約はほぼなくなった形になっている。

しかし、この数字を見ると、今も脅威は残っているということを物語っているのではないだろうか?

32,576人 のうち、 65 歳以上が約 97% を占めている。

新型コロナは、ウィルスが次々と変異して高い感染力を持つ上、病原性はあまり低下せず、基礎疾患のある高齢者が感染して亡くなっている。

私が出張で都市部から地方まで行くが、マスクをしている割合は、どこも 2 割弱くらいという感覚であった。

福岡市の外郭団体・九州先端科学技術研究所は、 2022 年度から、市中心部の天神・中洲地区に AI カメラを置き、人流を計測しているそうだ。

4 ケ所のデータを分析したところ、調査開始当初は 5 ~ 6 割だったマスクの着用率は、昨年 3 月の着用ルール緩和や 5 類移行を受けて低下したという。

そして、昨夏以降は 2 割ほどで横ばい状態にあるらしい。

まあ、私の肌感覚はあたっていたようだ。

インフルエンザと同様に、コロナも、例年、冬にかけて感染者が増加する傾向にある。

それに合わせるように高齢者のワクチンの追加接種が始まっているわけだが、やはり、高齢者及び基礎疾患のある方は気になるところだと思う。

ここで、本題に戻る。

日本人のワクチン接種率を見てみよう。

ワクチン接種率①
ワクチン接種率②

次に 65 歳以上のワクチン接種率を見てみよう。

ワクチン接種率③
ワクチン接種率④

そして、世界のワクチン接種率を見てみよう。

世界のワクチン接種率

上のグラフは、 Our World in Data の集計で、接種回数が上位 18 番目までの国や地域と日本・韓国のデータを表示している。

ワクチンの接種回数が多い国や地域でも Our World in Data の集計に入らない場合もある。

一目見てわかるのは、人口の多いところが累計接種回数が多くなっている。

先進国だけを人口比で見てみよう。

アメリカ: 676,728,782 回 /  約 3 億 3,650 万人・・・約 2.01 回

日本 : 383,747,738 回 / 約 1 億 2,435 万・・・約 3.08 回

ドイツ: 192,221,468 回 / 約 8,324 万人・・・約 2.30 回

フランス: 154,493,266 回 / 約 6,837 万人・・・ 約 2.25 回

イギリス: 151,248,820 回 / 約 6,760 万人・・・約 2.24 回

イタリア: 144,608,839 回 / 約 5,882 万人・・・約 2.46 回

多いんだろうなあと思っていたが、案の定、日本だけ 3 回オーバーだった・・・(笑)。

これを人口 100 人あたりの接種回数に置き換えてみると、如何に日本が多いかが分かる。

100人当たりのワクチン接種回数

300 回超えは日本だけである・・・(笑)。

これもワクチンの副作用に関する検証がされないまま、国が推し進める追加接種、追加接種、追加接種に国民が疑うことなく従った結果ではないだろうか?

前述の東京理科大薬学部客員研究員・堀内有加里氏は以下のように語っている。

過去45年間(※注 1 )の新型コロナワクチン以外のすべての定期接種のワクチンで、予防接種による健康被害認定件数は 3,522 件となっています。

それと比較して 21 年春から始まった新型コロナワクチンは、約 3 年半という短い接種期間にも関わらず、 8,153 件と、その健康被害認定件数は 2 倍以上にのぼっています。

同様の基準で、これまでワクチンによる死亡一時金や葬祭料が支払われたのはわずかに 151 件

しかし、新型コロナワクチンの場合は 835 件と、過去すべての認定死亡者数の 5.5 倍超なのです。

これはもう異常な数字としか、いいようがありません。」

(※注 2 ) 1977 年 2 月から 2021 年末までの累計

この堀内氏の話をあなたはどのように感じるだろうか?

次回へ・・・。