前回の続き・・・。
塩竃市を後にして、東松島市へと向かう・・・。
頭の中に入れていた位置関係のミスで、東奔西走する羽目になってしまった・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ
三陸自動車道を使い、30分程度で、東松島市へ到着し、被害の大きかった大曲地区へと車を走らせる。
大まかな住所でナビを設定していたのだが、到着地近辺には、慰霊碑らしき物がない・・・?
周辺を走らせてみるのだが、やはり、見あたらない・・・??
それどころか、津波の被害がそれほどあったような形跡も感じられないのである・・・???
疑問に思いつつ、もう少し、海岸線へと車を回す・・・。
やはり、沿岸部へと行くに従い、未だに、津波の爪痕が残されていた。
そして、慰霊碑が・・・。
この大震災慰霊碑は、台座を含め、高さが約6メートル。
やはり、この地区を襲った、大津波の高さに合わせているらしい・・・。
碑には、大曲浜地区と、隣接する浜須賀地区で犠牲となった、311名の方々のお名前と、年齢が刻まれていた。
読経・・・。
何気なく、周辺を散策してみると、川に架かる橋の欄干に鯉のぼりが・・・?
「いったい、何だろう」と、スマートフォンで検索してみる・・・
これは、私が引用するより、是非、このプロジェクトの趣旨を知っていただきたいので、ご自身で見て欲しい。
このプロジェクトに賛同した全国の方から届けられた鯉のぼりの総数は以下のようになっている。
「青い鯉のぼり」総数
2011年 合計204尾
2012年 合計379尾
2013年 合計522尾
2014年 合計626尾
2015年 合計800尾
私自身、今回は送ることが出来なかったが、来年は・・・、と思う・・・。
東松島市を後にして、再び、車を仙台市南部に位置する亘理町へと走らせる。
1時間半ほどで亘理町へ着く。
“鳥の海ふれあい広場”に慰霊碑があるらしいだが、車を周回させるが見あたらない・・・?
海の方を見ると、高い防潮堤が見えた。
これは私が撮った写真ではないが、沿岸部の流失した防潮堤は、7.2mまでかさ上げされ、この時点で、約8割の延長が完成していたようだ。
高台に上れば、見つかるかもと言う安易な考えで上ってみたが、やはり、見あたらない・・・??
地元の女性らしき方がいらっしゃったので、この近くに東日本大震災の慰霊碑がないか尋ねてみた。
すると、私が何度も周回していた産直市場の近くにあるというではないか・・・?
再度、車を走らせると、産直市場から、少し離れた所にひっそりと慰霊碑があった。
石碑には追悼のことばと、震災発生時刻や地域の被害状況が刻まれていた。
また、周りには亘理の町花サザンカが植えられていた。
そして、慰霊碑の横に棒らしきものが建っていたのだが、逆行になっていて、判りにくいと思うが、次のように書かれていた。
『2011.3.11 津波浸水ここまで↓』
読経・・・。
次回へ・・・。