前回の続き・・・。
ここで、玖珠で農業を営んでいるH氏の紹介を・・・。
「何故、会う前に・・・?」と訝しがる方もいらっしゃるかも知れないが・・・。
実は、メールのやりとりで、“某団体”を主催し、FB等も持っており、HPも開設しているという情報を頂いていたからである・・・。
因みに、某団体は・・・。
『高齢化は進み、担い手不足など、将来に不安の多い玖珠町農業。若者が町に残り経営として成り立つ農業を目指し、自ら考え、行動する。栽培に関する便巨魁や堆肥作り、農薬に依存しない農業など様々なことに取り組む有志の集う玖珠農業〇〇塾。』
・・・らしい( ̄ー ̄)ニヤリ
声:「環境回復農法にピッタリではないか・・・!」
また、H氏ご自身は、先祖代々からの農家で、JA玖珠九重に38年間勤め、そのうち25年が農家に営農指導をする営農指導員を務めていたという・・・。
ポリシーは、「安全・安心・美味しい農作物作り」と、「農家が誇りを持ってメシが食える農業」を目指していらっしゃるという・・・。
声:「環境回復農法しかないじゃないか・・・(笑)」
ここで、疑問に思う方もいらっしゃるだろう・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
JA出身であれば、農薬・化学肥料じゃないのって・・・(*´・д・)(・д・`*)ヒソキヒソ
私は、お会いして納得したのだが・・・ヾ(*´∀`)ノ
この答えは後ほど・・・(。-∀-) ニヒ♪
福岡空港から車を走らせること、1時間あまり・・・。
山あいの標高約300mに位置する玖珠町に到着した・・・。
ナビ通りに着いたのだが、やはり、山あいの町ではピンポイントに着くことが出来ないようだ・・・。
H氏に近くに着た旨を電話する。
少し、離れた所にいるらしく、10分程度待って欲しいとのことだった。
農道の三叉路に目立つように駐車して、待つこと暫し・・・。
私の車に気付いたらしく、H氏が車を横付けして、車の窓越しに挨拶を交わす。
先導するH氏の車に着いていき、H氏の農園へと案内してもらう。
ご自宅件作業場に着いて、早速、環境回復農法についてお話をさせていただく。
まず、米作りに導入したいと言うことなので、大まかなやり方説明する。
1.収穫後、粗め(15cm程度)に土興しをする。その際、田んぼ、全面にえみなを2反に対し1箱、ダイレクトに撒いておく。
2.季節が変わり、春、再度、粗め(15cm程度)の土興しをする。同様に、全面にえみなを2反に対し1箱、ダイレクトに撒いておく。
3.苗床がJAからの物であれば、消毒の際、1/20,000の濃度でえみなを投入する。JAの物でない場合は、1/40,000でOK!
4.代掻きの際も同様に、2反に1箱の分量でえみなを投入する。
5.田植えの際は、環境回復農法の場合、稲穂が大量に実るので、根腐れを防ぐため、ピッチを広めに取る。
6.除草剤を使用する場合は、使用翌日に、えみなを水口から、2反に対し1箱を投入する。
7.月に一度の水やりの際に、えみなを水口から、2反に対し1箱を投入する。
8.害虫や病気等の状況によって、1/40,000濃度ののえみなを葉面散布する。
これ以外は、基本的に、従来の栽培法と同じで良い。
農家によっては、あぜ道にも、濃いめのえみなを撒いて、除草している農家もあるが、これを導入するのも一つのアイデアだとおもう。
私:「今年は、後1回程度の水やりだと思うので、10月中旬には刈り取るでしょうから、今冬からになりますかねぇ・・・。」
H:「あと一回に撒いたらどうなりますか?」
私:「少しは、差が出ると思いますよ。」
H:「では、今年のあと一回から導入してみます。」
声:「思ったより、積極的で良かった・・・(^▽^)=3 ホッ」
私:「農地は遠いんですか?」
H:「いいえ。近くですよ。」
私:「じゃあ、実際に見せてもらえますか?」
次回へ・・・。