前回の続き・・・。
私が常総市を訪れたのは、鬼怒川が決壊して、19日後の9月29日だった。
常磐自動車道・谷和原ICを降り、国道294号線を経て、三坂町方面へと車を走らせる。
ナビでは残り20分程度で目的地に着くように表示されていた。
高速を降りて、車を走らせるが、国道354号線を越えた辺りから、状況が少しずつ変わってくる・・・。
更に、堤防が決壊した場所とされる三坂町・新石下に近づくにつれて、様相が一変した・・・。
因みに、被害があったエリアは、以下のよう地域だ。
国土地理院から出されている物もある。
かなり広範囲に渡っているのが判る。
実際の地図と併せて見欲しい・・・。
道路の脇には、家財の山が・・・。
不法投棄が絶えないのか、このような看板が・・・。
決壊したエリアに近づくと、当然だが、進入禁止になっていた。
車を停め、徒歩で被害エリアに入ってみる。
収穫前の稲穂が・・・。
目の前に広がる惨状・・・。
未だに引いていない水・・・。
鬼怒川決壊により、寸断された道路・・・。
遠くには、新たに盛り土されて作られている新しい堤防が・・・。
この堤防にドラマがあるのをご存知だろうか・・・?
決壊翌日、国土交通省の命を受け、大手ゼンコン2社によって、1週間で荒締切を完了させ、翌1週間で二重締切を構築したのである。
図で言うとこんな感じ・・・?
実際のスケールで言うと、高さ5.5mになる・・・。
今回の鬼怒川決壊にあたり、国土交通省がまとめた資料があるので、興味があれば一読して欲しい・・・。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000636288.pdf
歩を進めると、奇跡の家として話題になった、〇ー〇ル〇ウ〇の白い家・・・。
しかし、近くに行ってみると、基礎部が剥き出しになっていた・・・。
「〇ー〇ル〇ウ〇」は住宅メーカー:〇化〇ホ〇ム〇のブランド名なのだが・・・。
それから2ヶ月後の11月、同グループの〇化〇建〇が、横浜にあるマンションの杭打ちデータを偽装し、傾いていることが発覚・・・!
まあ、〇ー〇ル〇ウ〇の杭打ちには〇化〇建〇は関与しないので、関係ないといや関係ない???
いやいや、グループ企業には脈々と同じ血が・・・。
マンション杭打ちデータ偽装事件を調べようと思ったら・・・。
“〇ー〇ル〇ウ〇 手抜き工事”という検索ワードがピックアップされた・・・。
序でに、検索してみると・・・_((ヾ(・ω・*)カタカタ
出るわ出るわ、約21,900件・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
家造りには十分注意しよう・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
判断はご自身で・・・!
まあ、過去に〇〇〇の役員さんが自社ブランドではなく、抗酸化工法で建てたという事実は消せないのだが・・・(´゚ω゚):;*.’:;ブッ
そして、「どなたでもご自由にお使い下さい」という仮説トイレや・・・。
あるいは、車にはこんな張り紙が・・・?
その後、私は被害エリアを後にして、事前に調べていた物資支援の受け入れ場所へと移動した・・・。
しかし、休み・・・?
確かに、9月27日までっで書いてたけど・・・。
取りあえず、電話してみるが、留守番電話になっていたので、「臭いやカビ、そして感染性の病気でお困りの方がいらっしゃったら、商品を送ります。」という伝言を残し、常総市を後に・・・-_-#。
次回へ・・・。