「真実の口」360 各地から来阪・・・①

我が家の3月中旬は、イベントが目白押しのため、この期間だけは、毎年出張を控えている。

普段は出張で、長期間、大阪にいる日がないのだが、どういうわけか、今年はこの期間にあわせるかのごとく、各地から色んな人が、大阪の事務所にやってきた。

まずは、愛媛県松山市に新しい鍼灸院を作りたいとメールで問い合わせがあったKさん。

良くある話だが、抗酸化工法と同じ効果を謳った模倣工法があるのだがどう違うのか教えて欲しいということ。

近くで模倣工法2種類を体験したのだが、一つはなかなか気持ちよくて、もう一つは余り良くなかったとのこと。

よくよく調べてみると、その気持ちが良かった方は、以前、抗酸化工法をやっていた会社のような気がする・・・?

ということは、Kさんが体験してきた模倣工法は、○○工法ではなく抗酸化工法ではないのかという疑問が???

更に、そこでは△▽△塗装も採用している。

Kさんは、元々、この△▽△塗装を採用しようとして、抗酸化工法に巡り会ったそうだ。

結構、多くの工務店が採用している塗装なのだが、販売会社が、「ショールームにて実験をご覧になり、
平和利用目的に関するご契約をかわしていただいた方のみに販売しています。」という・・・?なところがある。

また、結構、価格も高く、メンテナンスが必要になる。

この△▽△塗装の謳っている効果など、抗酸化工法で施工すれば全く不要な代物で、はるかに安く仕上がる。

まあ、○○工法だけでは、不安だから、他の効果も必要になるのだろう?

私のメールでの回答に、Kさんは、「松山界隈で、抗酸化工法を体験する施設は無いだろうか?」と相談してきた。

残念ながら、近畿から中四国にかけては、旧体制の解散時、及び住環境回復工法でのゴタゴタで、嫌気をさして縁が切れた方が多い。

そのため、“ココ”というところを紹介出来ないのが現状である。

「一番良いのは、大阪の事務所に来ていただくのがベストです。」と回答すると、大阪に娘さんが住んでいるらしく、取りあえず、娘さんに抗酸化工法を体験させて欲しいと言うことで、娘さんが事務所にやってくることになった。

当日、大阪の外気温は、午前中ということもあり10℃を切っていたのだが、事務所の中は、暖房を使わずに18℃あり、まず、その暖かさに驚かれていた。

そして、抗酸化工法と他工法との違いを説明し、折角なので、抗酸化温熱ドームベッド“KAN-GEN-KUN”を体験してもらった。

体験していただいている間に、私はPCで仕事をしていたのだが・・・。

しばらくすると、Kさんの娘さんが、咳き込みだした。

その咳が、なかなか止まらないようである。

30分ほど経って、声をかけてみた。

私:「もしかしたら、気管支の調子がおかしいでしょう?」

Kさんの娘さん:「入ってから、暫くしたら咳が止まらなくなって・・・、少し前に、気管支の調子が悪かったんですよね」

私:「このベッドは、体調を崩しているところを引き出してくれるから、まだ、気管支は本調子じゃないみたいだから、気をつけた方が良いですよ。」

Kさんの娘さんも鍼灸とマッサージの資格を持っており、新しい鍼灸院が出来るのを見越して、3月中に松山に帰るらしい。

私は、鍼灸やマッサージについて、端から知ることのできない世界を教えてもらい、勉強させていただいた。

鍼灸というと、どうも古くさいイメージがつきまとうのだが、Kさんの娘さんに言わせれば、健康や環境のことを考え、人が入りやすくなるような明るいイメージを持たれる鍼灸院でなければ、淘汰されるということで、差別化を図るための新診療所の開院となったらしい。

帰り際に、「外は寒いんでしょうね」と言ったので、「大丈夫ですよ。抗酸化の熱は芯まで温めていますから、しばらくはポカポカですよ。」と見送った。

・・・と言うわけで、4月の頭に、工務店を交えて、施工のミーティングを持つことになった。