「真実の口」676 食の安全に関する再考②

前回の続き・・・。

3月31日・・・。

私が、消費税増税のためにHPを更新すべく、事務所に泊まり込んだ日である。

午前0時ジャストに更新すべく、事務所の近くに新しく出来た焼鳥屋さんで腹ごしらえをしつつ、余り期待をせずに、『じつは怖い外食~サラリーマン・ランチ・ファミリー外食に潜む25の危険』を手に取った・・・。

『じつは怖い外食~サラリーマン・ランチ・ファミリー外食に潜む25の危険』

外食先で読むには、一興がある・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

帯には、前作同様、センセショーナルな文字が・・・(;´∀`)・・・うわぁ・・・

「フィレステーキの正体は結着剤でつないだくず肉!?、体をこわすサラダ“みたいな”もの、植物油で作るコーヒーフレッシュ・・・。それでも食べ続けますか?」

裏側の帯には・・・。

「揚げ物メニューは捨て食材の寄せ集め!?」

「中国でさえ(!)輸入しない米国牛肉」

「料亭でも使われる化学調味料“グルソ”」

「1個28円で作られるハンバーガー」

ふ~んと眺めながら、本を見開く・・・。

序章には、昨年暮れから大きな社会問題になった食品偽装に触れていた・・・。

そう・・・。

あの、“バナメイエビ→芝エビ”、“ブラックタイガー→車海老”、“市販のパックジュース→フレッシュジュース”等々の一連の偽装問題である・・・。

それも、阪神阪急ホテルから始まり、あの名門と言われたリッツ・カールトン大阪、帝国ホテル、ホテルオークラ、藤田観光、リーガロイヤルホテル、ワシントンホテル、ホテルグランヴィア、etc・・・。

よくもまあ、次々と・・・。

それだけではなく、三越伊勢丹、高島屋、大丸松坂屋等々の百貨店のいわゆるデパ地下から、大小の飲食店まで・・・。

また、その言い訳が、呆れ果てた・・・。

「偽装ではなく、誤表示だった」

ブチッ(ノ3ノ),`,+.゜。*オイオイナンジャソレ!!

すっかり、 “バナメイエビ”って覚えてしまったよなあと、あの頃を思い出しながら、本を読み進めていく・・・。

そして、第1章の『「精米改良材」って、知っていますか?』で衝撃を受ける・・・。

最近、飲んだ時の記憶があやふやになることが多い私は、これは、飲みながら読む本では無いと悟り、本を置く・・・。

そして、出張の際の、飛行機のフライトの間に全部読み切ってしまった・・・(笑)

前作を散々酷評していたにも関わらず、実に面白く、あっという間に読んでしまった・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

例のごとく、著書の詳細には触れず、面白そうな各章の抜粋に留めておく・・・。

1.「精米改良剤」って、知っていますか?

2.高級霜降り肉の正体は、満身創痍の牛の肉

3.有名カレーパン屋は、使い古した揚げ油にショートニングを入れて揚げていた

4.揚げ物メニューは捨て食材の寄せ集め!?

5.有名ホテルのケーキは大量のトランス脂肪酸まみれ

7.コーヒーフレッシュは、植物油と水と乳化剤と香料!

12.自社製品を口にしない人たち

14.日本では規制なし!高濃度の硝酸窒素入り野菜を食べるとガンになる

21.回転寿司のアナゴはウミヘビ、ネギトロはアカマンボウ

22.7キログラムの新生児が生まれる!?成長ホルモン漬けの中国野菜

23.抗生物質まみれのチリ産サケ

24.豚のエサにコンビニ弁当の残渣を使ったら、頭2つ、しっぽ3本の奇形が続出

如何だろう?

ちょっと、手にしたくなるタイトルではないか・・・。

見事な手の平返しで、次回へ・・・。