「真実の口」2,343 サバイバー SeasonⅡ㉗ ~入院 4 日日 ⅲ ~

前回の続き・・・。

手術室の扉が開けられる・・・。

大阪国際がんセンター 手術室

大阪国際がんセンターの HP で紹介されている手術室の風景である。

前回、見覚えのある光景ではある・・・(笑)。

主治医の ◆◆ 先生と数人のスタッフが見えた。

看:「ササダキョウイチさんです。」

◆:「おはようございます。」

私:「おはようございます。」

オペ看 :「まず、こちらにお掛けください。」

手術台に座らされる。

◆ :「執刀医の ◆◆ です。」

私:「はい。」

◆:「お名前を確認します。」

私:「ササダキョウイチです。」

◆ :「生年月日もお願いします。」

私:「 1964 年 3 月 17 日です。」

◆ :「今日は何の手術ですか?」

私:「え~っ・・・。リンパ節に転移したがんの除去です。」

◆ :「はい。ありがとうございます。それでは、ササダさん。今から左顎部リンパ節郭清術を行います。」

私:「はい。」

◆ :「手術時間は 3 時間半~ 4 時間を予定しています。」

私:「はい。」

◆ :「それでは、スタッフを紹介します。」

麻酔科の医師(以下:麻):「麻酔科医の ◇◇ です。よろしくお願いします。」

オペ看護師 A (以下: A ):「 $$ です。よろしくお願いします。」

オペ看護師 B (以下: B ):「 %% です。よろしくお願いします。」

前回同様、流れ作業のように四方から声を掛けられていく・・・(笑)。

A :「はい。眼鏡をお預かりしますね~。」

私:「はい。」

B :「そのまま横になってください。」

私:「はい。」

B:「もう少し頭を上の方に持ってきていただけますか?」

私:「はい。」

A :「点滴の準備をしていきますね~。」

私:「・・・。」

A :「痛くはないですか~。」

私:「いいえ・・・。」

B:「血圧計を巻きますね~。」

私:「・・・。」

B :「パルスメーターを付けますね~。」

私:「・・・。」

前回も思ったが、皆が一斉にテキパキと仕事をこなしていく様は圧巻である(笑)。

そして、前回よりは冷静に観察出来ている自分がいる(笑)。

イメージ

手術中は麻酔が掛かっているのでわからないがこんな感じと思う・・・。

A :「薬剤を注射します。少し体が温かくなってきますが薬剤の影響なので安心してくださいね~。」

私:「・・・。」

A  :「如何ですか?体が温かくなってきましたか~?」

私:「はい。」

A :「痛くはないですね~?」

私:「はい。大丈夫です。」

A:「はい。ありがとうございます。」

麻:「では、酸素マスクを付けていきますね~。」

私:「・・・。」

麻:「ゆっくり呼吸をしてください。」

私:「・・・。」

麻:「まだ、麻酔は入っていません。ゆっくり呼吸をしていてくださいね~。」

私:「・・・。」

麻:「麻酔を入れていきます。」

私:「・・・。」

麻:「今から眠たくなりますよ~・・・・。」

A :「#$%&#%%#&&%$&&”#&%。」

B :「 ‘%&$’$&#%%#&$%$&&%$。」

看護師さんたちの声がだんだん遠のいていく。

次に、目を覚ましたのは ◆ 先生の声が遠くから聞こえたときである・・・。

◆ :「・・・ダさん。」

私:「・・・。」

◆ :「・・・サダさん。」

私:「・・・。」

◆ :「ササダさん。」

私:「・・・。」

◆ :「終わりましたよ~。」

私:「・・・。」

◆:「リンパ節の腫瘍は取れるところは全部除去出来ました。」

私:「・・・。」

ボーッと話を聞いていると、麻酔科の先生が声を掛けてくる。

麻:「ササダさん。今から身体の機能を確認していきますね~。リラックスしていてくださ~い。」

私:「・・・。」

私はもう一度眠りに落ちた・・・。

頭が朦朧としている中、看護師さんの声が聞こえる。

看:「佐々田さん。今から HCU に移動しますね~。」

私:「・・・。」

ここら辺たりで、ようやく覚醒してきた。

HCU への移動途中で家族と面会する。

看:「ササダさん。ご家族がいらっしゃいますよ~。」

家:「おつかれさま。」

私:「ああ・・・。」

看:「まだ、麻酔が残っていますので・・・。」

家:「はい。」

次女、三女の私を見る目が痛々しく見える。

普段から体を鍛え、何物にも屈しないと思っていた父親が弱弱しく横たわっているのを見るのだから仕方がないのだろう。

ましてや、私自身は自分がどのような状況か分からないので、「まあ、前回よりも大きな手術だからなあ。」と思いながら、娘らに声を掛ける。

私:「大丈夫。取り敢えず終わったから。」

次女、三女:「うん・・・。」

看:「この後、奥様は執刀医から手術の説明があります。説明室へ行ってください。」

家:「はい。」

私:「ああ・・・。患部の写真撮っといてな(笑)。」

家:「うん。」

私は、家族に別れを告げ、エレベーターで 9 階の HCU へと運ばれていった。

次回へ・・・。