「真実の口」587 訪中記(13年6月)・・・⑬

前回の続き・・・。

6月13日・三日目。

この日は、午前中にMi Lanとは、別のサロン建設現場に行くということで、そこの専務が朝9時半に迎えることになっていた。

前日、朝食の時間を8時半と決めていたので、私は、7時過ぎに日課の散策に出かける事にした・・・。

そこで、珍しい光景を目にしてしまった・・・(★_★)キラ~~~~ン

散水車

散水車が、歩道に向かって、凄い勢いで水を放出しているのである。

感覚的には、消防自動車が消火活動時に水を放出する勢い・・・???

どうやら、清掃活動を行っているらしい・・・(;´∀`)・・・うわぁ・・・

当然、歩道は水浸し・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

この時間帯は、中国でも通勤・通学の時間帯で、労働者や学生が結構歩いていた。

彼らは、放水を避けながら、その水浸しの歩道を何ら気にすることなく、無心に歩いていた・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

日本では考えられない清掃法である・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

散策途中、面白い看板を見つけた・・・。

夫人楽

千洗?日本技術?夫人楽?

しかも、丁寧にカタカナでクリーニングとある???

日本人向けのクリーニング屋なのだろうか???

ネーミングも夫人楽(フルール)で、主婦が楽になると言う意味なのだろうか???

ついこの前のように、反日運動が活発になったら、大変ではと思いつつ、ちょっと気になり、ネットで調べてみた・・・。

意外にも簡単に見つかった・・・

夫人楽整衣(上海)有限公司

東京を中心に展開しているクリーニング会社の姉妹店で、日本の技術を導入しているらしい・・・。

名前の由来は、「夫人楽(フルール)とはフランス語の花を語源として付けられた名前です。衣服を美しい花のようにクリーニングするという願いを込めてつけました。」ということらしい・・・。

“主婦が楽する”という意味では、無かったようだ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

更に・・・。

日本料理屋らしき、八重櫻という店を発見!!

八重櫻

“寿喜鍋”というのがここの料理らしいのだが、何か判るだろうか???

そう、“すき焼”きである・・・。

“すき焼き”よりも“寿喜鍋”の方が、高級感が出ているような感じがするのは私だけだろうか・・・???

1時間程度の散策を終え、ホテルに帰り、朝食を摂った。

9時半の迎えに合わせて、ロビーで王さんと待っていたのだが、なかなか現れない・・・。

しばらくして、電話が掛かってきた・・・。

どうやら、直前に降り出した雨で、渋滞して少し遅れると言うことらしい・・・。

お隣の韓国と違い、中国の人は、時間にルーズでなく助かる・・・。

10分くらい遅れて、お迎えが到着した。

専務と言うから、年配の方かと思っていたら、見た目もえらく若い小柄な男性が車から降りてきた・・・。

失礼ながら、“トッチャン坊や”という単語が頭に浮かんでしまった・・・(≧▽≦)ノ

意味の解らない人は、ネットで調べて欲しい・・・。

彼・明(メイ)さんが、これから建築する環境回復サロンのオーナーである寥(リョウ)さんのプライベートからビジネスに至る一切の世話をしているらしい・・・。

車に乗り込むと、明さんは、遅れたことを酷く恐縮しているようで、何度も謝ってきた・・・。

私は、韓国での話しを聞かせて、気を遣う必要ないよと伝えた。

王さんが、現場まで行く間に、明さんが疑問に思っていることを質問して良いですかと言ってきたので、大丈夫だよと答えたのだが・・・。

この明さんの質問があまりもの絶句する内容で、少し長く割きたいので、今回はここまでにさせていただく・・・。

次回へ・・・。