前週の続き・・・。
報道では、新規感染者の減少傾向から、感染縮小へと向かっているように伝えられている。
しかし、感染が拡大しすぎて、市中感染を追うことが出来ず、濃厚接触者の追跡を止めたがために、見かけ上の数字が減っていっているだけに過ぎない。
先日、フジテレビのとくダネ!で 47 都道府県の中で、唯一、死者が出ていない島根県の対策が取り上げられていた。
3 つのポイントが浮かび上がったという。
一、コロナ感染者と接触したと思われる関係者の調査対象期間が長いこと。
➡厚労省では発症 2 日前から入院などをした日まで 4 日間、誰とどこにいたのか調べているのだが、島根ではさらに遡り、 2 週間、どこにいたのか誰と会ったのかを徹底リサーチし、その対象者と判断された全ての人に PCR 検査を受けてもらうというもの。
実際、県立大学に通う女子大学生が東京で感染して島根に帰省した際、島根県では、そのほかの学生、職員、さらにアルバイト先の同僚、その時にいた客 666 人を割り出し、 PCR 検査を実施し、全員陰性という徹底した追跡を行ったそうだ。
二、陽性者は無症状でも原則入院
三、高齢者福祉施設に保健所が出向き、意識を高める講習を行っている
こうした先手先手の踏み込んだ対策が、死者ゼロを実現しているのではないかと紹介されていた。
人口が全国的に 2 番目に少ない島根だから出来るということも言えるかもしれないが・・・。
私は、県民のインタビューの中で、一人一人が感染に気を付ける気配りが読み取れた。
確かに、人口が少ないので、感染源が誰々という情報がすぐ拡散されるので、それが怖いと言ってしまえばそれまでだが、良い加減、感染に関しては自己完結できる対策を自身で取るようにしようよ・・・(笑)。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、死去される方が多くなり、一日一日、個別にアップしていくと、その他のことをお届けできないので、 PDF ファイルで 2 回に分けて UP することにする。
次回へ・・・。