前回の続き・・・。
中国では 22 日から旧正月にあたる春節がが始まった。
新年を旧暦で祝う中国では、22 日の春節に合わせて 21 日から 7 日間の大型連休が始まり、空港では帰省先や観光地に向かう多くの人の姿が見られたようだ。
中国政府が「ゼロコロナ」政策を終了させて初めての大型連休となり、これまでの厳しい行動制限がなくなったことから、春節前後の 40 日間に国内を移動する人は去年の 2 倍に当たる延べ 21 億人近くと見込まれている。
「人口のおよそ 80% がすでに感染した。」
国の感染症対策を担う中国疾病予防センターで首席専門家を務める呉尊友氏が 21 日、中国版ツイッター「ウェイボー」で明らかにしたものである。
人口 14 億のうち 11 億人余りが感染した可能性がるということだ。
しかし、呉氏は、「今後 2 ～ 3 ヶ月の間に全国的に大規模なリバウンドや感染の第 2 波が起きる可能性は低い。」とも語っている。
日本は中国人にとって、訪問したい国の第 3 位らしいのだが・・・。
中国政府は海外旅行の制限を続けているほか、日本政府は中国本土との直行便について、増便を行わないよう航空各社に要請していている。
現在、中国から日本を訪れる人の多くは、年収 1,000 万円超の富裕層だけということらしい。
先日、中国政府が、先月 8 日から今月 12 日までに確認された新型コロナ関連の死者は 59,938 人だったことを発表した。
次いで、13 日から 19 日までに確認された新型コロナ関連の死者は 12,658 人にだったことを発表した。
6 週間で、 72,596 人が死亡したことになるわけだが、これは、日本の累計死亡者数 65,369 人( 1 月 22 日 0:00 現在・厚生労働省発表)を軽く上回ったことになる。
しかし、これはあくまで中国政府の発表だから、実数はこれの数倍にのぼるものと思われる。
春節であらたな変異ウィルスの拡大が起きなければ良いのだが・・・？
先週、月曜日の感染動向を追う。
次回へ・・・。
