前回の続き・・・。

中国がゼロ・コロナからフル・コロナへ舵を切って以降、中国からの日本への入国は拡大を続けている。

年明けからの、検疫で陽性者になった数を追ってみよう。

1 月 1 日・・・中国( 28 人)、アメリカ( 1 人)、イギリス( 1 人)、ベトナム( 1 人)、アラブ首長国連邦( 1 人)

1 月 2 日・・・中国( 84 人)、アメリカ( 2 人)

1 月 3 日・・・中国( 26 人)

1 月 4 日・・・中国( 53 人)、アイルランド( 1 人)、シンガポール( 1 人)、フィリピン( 1 人)

1 月 5 日・・・中国( 71 人)、ドイツ・シンガポール( 1 人)

1 月 6 日・・・中国( 58 人)、ベトナム( 1 人)

1 月 7 日・・・中国( 62 人)、アラブ首長国連邦( 1 人)

1 月 8 日・・・中国( 14 人)、フィリピン( 1 人)

1 月 9 日・・・中国( 58 人)、アメリカ( 2 人)、フィリピン( 1 人)

1 月 10 日・・・中国( 27 人)、アメリカ( 1 人)、台湾・ベトナム( 1 人)

1 月 11 日・・・中国( 25 人)、アメリカ( 1 人)

1 月 12 日・・・中国( 25 人)

1 月 13 日・・・中国( 39 人)、アメリカ( 2 人)

1 月 14 日・・・中国( 30 人)、ベトナム( 1 人)

1 月 15 日・・・中国( 5 人)、インドネシア( 1 人)

1 月 16 日・・・中国( 20 人)、アメリカ( 1 人)

1 月 17 日・・・中国( 人)、アメリカ( 人)

1 月 18 日・・・中国( 人)、アメリカ( 人)

一目瞭然、全旅行者で検疫で陽性反応が出ているのは、中国からの入国者である。

更に、1 月 12 日に厚生労働省から、新型コロナウィルス感染症(変異株)の患者等の発生について発表されている。

海外から到着した者で、検疫により確認された新型コロナウィルス感染症の患者等について、国立感染症研究所で解析したところ‟ B.1.1.529 ”系統の変異株(オミクロン)が 157 例確認されている。

中国( 149 人)
アメリカ( 3 人)
イギリス・フィンランド( 1 人)
アラブ首長国連邦( 1 人)
アイルランド( 1 人)
シンガポール( 1 人)
フィリピン( 1 人)

こちらもほとんどが中国である。

変異株の種類を見てみると・・・。

BF.7
BA.5.1
BA.5.2
BA.5.2.12
BA.5.2.20
BA.5.2.22
BA.5.2.33

中国からの入国者の系統は 7 系統である。

現在のところは、特段、変異が特異な性質になっているものはないようだが・・・。

感染者が 9 億人とも言われている状況では、今後、どんな変異を見せるのかはわからない。

先週、木曜日の感染動向を追う。

1 月 12 日(木曜日)

次回へ・・・。