「真実の口」2,145 来るべき大地震に備えて ⑦

前回の続き・・・。

大阪府が作成した資料では、想定震度が M7.9 ~ 8.6 となっている。

M7.9 ~ 8.6 という 0.7 の振れ幅になっている。

マグニチュードと地震のエネルギーの関係式は、以下のような計算式によって定義されている。

log10E=1.5M + 4.8

E:エネルギー(単位:ジュール)
M:マグニチュード

これで計算すると、マグニチュードが  1  増えると、エネルギーは 10 の 1.5 乗倍≒ 32 倍 となる。

0.7 の振れ幅でも、規模の差は、約 11.22 倍となる。

数字を入れるだけっで、規模の差異がわかる便利なサイトがあるので紹介しておく。

マグニチュード比較計算機

被害想定はどこが基準になっているのだろうか?

更に、大阪府は平成 25 年 8 月算出ではあるが、震度分布を細かく発表している。

地震分布図・大阪府

私の住む寝屋川市は 19 のエリアである。

地震分布図・大阪(ZOOM)

震度階級

これで見ると、計測震度 5.5 ~ 6.0 で震度 6 弱の想定となるようだ。

ずばり、液状化現象の対象震度である。

更に、同様に平成 25 年 8 月算出ではあるが液状化可能性マップを見てみると・・・。

液状化マップ・大阪(ZOOM)

PL値

因みに、事務所の場所は・・・。

液状化マップ・大阪(ZOOM2)

PL 値 5 ~ 10 のエリアになるようだ。

自宅の場所は、当然、秘密なのだが、ゲゲゲという心の声だけ伝えておこう・・・(´皿`;)

最新の耐震技術がどこまで耐えうるのだろうか?

次回へ・・・。