「真実の口」2,297 サバイバー 52

前回の続き・・・。

14 時過ぎ・・・。

コンコンコン♪

家:「来たよ~。」

私:「ああ・・・。」

家:「 3 日分の着替えとタオル持ってき来たけど、ロッカー入れとくね。」

私:「ありがとう。」

家:「でも、順調そうで良かった。」

私:「まあ。規制が多いけどな・・・(笑)。」

家:「仕方がないよ(笑)。」

私:「ただ、アイスクリームは規制されていない(笑)。」

家:「えっ?」

私:「冷たいものは何も言わんかったし・・・(笑)。」

家:「ああ・・・。」

私:「・・・と言うわけで、帰り送りがてら下まで行ってコンビニで買ってくる(笑)。」

家:「えっ?まあ、良いんじゃない(笑)。」

一頻り話して、家内を送りがてら下に降りていく。

私:「じゃあ、ありがとう。気を付けて・・・。」

家:「うん。」

家内を見送り、一目散にコンビニへ・・・‬≡ \( ˙-˙ )/

明治 エッセル スーパーカップ

Get・・・イエ━━━\^Å^/━━━イ

病棟に戻る・・・。

何故か上着のポケットにアイスを隠す私・・・(笑)

・ドキo(´ε`)oドキ・

足早にスタッフステーションを過ぎる・・・。

病室に入り、窓際に行き、カーテンを閉める・・・(笑)。

声:「何をこそこそしてんだか・・・?(笑)。」

待ちに待ったアイスのふたを開ける。

一口、口に運ぶ・・・。

舌が心地良い・・・👍

一口を舌全体に回るようにゆっくり溶かしていく・・・👍👍

舌の上が北極や~~~♪

流氷

・・・と、冗談はさておき、まだ、炎症しているのだろう舌を優しく包んでくれて、心地よさこの上ない(笑)。

あっという間に食してしまった。

声:「明日も買ってこ(笑)。」

夕刻・・・。

コンコンコン♪

看:「ササダさん。夕方担当の $# です。よろしくお願いします。」

私:「はい。よろしくお願いします。」

看:「お変わりないですか?」

私:「はい。特には・・・。」

アイスを食べても良いか聞こうかと思ったが、ダメと言われるのも“アレ”なのでやめといた・・・(笑)。

18 時前・・・。

コンコンコン♪

配:「ササダさん。夕食をお持ちしました。」

私:「はい。ありがとうございます。」

2024/12/2*夕食

≪メニュー≫ 軟菜食
全粥 220g
鶏肉の照り煮
じゃが芋のコンソメ煮 七分
白菜のお浸し
果物 オレンジ

≪栄養成分の表示≫
熱量: 372kcal
たんぱく質: 19.1g
脂質: 4.1g
炭水化物: 58.8g
塩分: 2.6g

声:「嘘や~ん!!!オレンジが鎮座しちょる・・・!!!!!!」

“柑橘類禁止”にしたはずなのに・・・βακα…_〆(´・ω・`*)

“酸っぱいものは控えてください”のはずなのに・・・βακα….((φ(-ω-*)

ナンデヤネン・・・(ノಠ益ಠ)ノ彡┻━┻

出されたものは全部食べるという祖母の躾があるので、仕方なく全部食べたが・・・。

家内に報告する・・・。

LINE (私):「柑橘除去のはずなのに、オ、オ、オレンジが・・・( ノД`)シクシク…」

LINE (家):「えっ?除去とか抜きにしても傷にしみそう。」

LINE (私):「ああ・・・。」

LINE (家):「酢の物ダメって言ってたよね?」

LINE (私):「先生はな」

LINE (家):「いや、そこから指示行くだろうにΣ(・□・;)」

調べてみたら・・・。

入院して、最初の食事前に“柑橘類禁止”のお願いをした後には、“柑橘類禁止”のスタンプが押されていた。

2024/11/26*昼食メニュー

そして、術後、最初の食事までは、“柑橘類禁止”のスタンプが押されていた。

2024/11/29*朝食メニュー

しかし、術後、 2 度目の食事以降は、“柑橘類禁止”のスタンプが無くなっている。

2024/11/29*昼食メニュー

LINE (私):「七分粥から五分粥になった時に消えてる」

LINE (家):「傷が癒えてきたって判断かな?」

LINE (私):「傷と好き嫌いは別問題だわ」

LINE (家):「連携怪しい?」

私の「翌日、退院ですね?」騒動の再来である・・・。

ただ、この柑橘類が嫌いな人に出される問題と別にして、医療チームと栄養学チームは視点が違うということが後々わかる。

8 時少し前・・・。

コンコンコン♪

看:「ササダさん。夜間担当の &% です。よろしくお願いします。」

私:「はい。よろしくお願いします。」

看:「お変わりないですか?」

私:「はい。特には・・・。」

看:「食事は摂れましたか?」

私:「はい。ただ、柑橘類禁止にしてもらっていたんですけど、夕食に入っていたんで・・・。」

看:「えっ?そうなんですか?」

私:「はい。」

看:「伝えておきます。」

私:「よろしくお願いします。」

声:「これで大丈夫だろうか?」

二度あることは三度ある・・・?

次回へ・・・。