「真実の口」230 東北地方太平洋沖地震から一ヶ月・・・

東北地方太平洋沖地震から1ヶ月が経過した。

なかなか取れなかった大阪から東北の便が取れたので、ようやく先週、被災地入りすることができた。

被災地であるとある県のホテルは予約できる状況ではなく、別の県にホテルを取り、レンタカーもようやくフライト前日に確保できた。

ここで何故とある県と書いたのかは、県庁の対応もあるので、あえてぼかしておくことにする。

今回の目的は、いきなり様々な効果の期待できる抗酸化溶液活用製品を支援物資として送っても、使用法が解らなければ、送るだけ邪魔になるので、予め、その効果を理解していただいた上で、支援物資を送るためである。

今回は東北2県の県庁を訪問した。

いきなり行っても迷惑なので、県庁の被害対策本部に事前に連絡して、意図を説明した上で訪庁した。

一つめの県は、意図を説明すると、遠方からありがとうございますというような対応で、とりあえず話を伺った上で利用法を相談させていただきたいという態度であった。

二つめの県は、意図を説明するが、遠方から来たのであれば取りあえず会いはするが時間もないので、手短かにして欲しいというような態度であった。

両県の県庁に行っての対策室の開放度も違いがあった。

一つめの県は、開放的で対策本部の中で話をすることが出来た。

二つめの県は、閉鎖的で部外者立ち入り禁止ということでロビーで話すことになった。

抗酸化溶液活用製品の効果で今回の地震に期待できることは、生鮮食品の鮮度保持、悪臭の分解、安眠、疲労軽減、ストレス低減、感染症拡散防止等々、様々なことが期待できる。

ただ、今回、全く未知の人に抗酸化溶液活用製品の様々な効果を訴えても、理解しづらいと判断し、地震報道から得た、被災地で本当に困っていることにスポットを当てて、県庁担当者に話すことにしていた。

一つは、犠牲になられた方のご遺体の保管方法である。

ニュースでは、犠牲になられた方が多すぎて、火葬が追いつかない状況で、ご遺体の損壊が激しくなり困っているという。

ご遺体の損壊が激しくなれば、身元確認もままならなくなってしまう。

いきいきファームシート等を使うことにより、ご遺体の状態を保つことができれば、ご遺体を安置する上で、腐敗だけではなく、臭いの面でも役に立つことが出来ると判断したからである。

二つめは、感染症拡大の防止である。

ニュースでは、風呂に入ることが出来ないだけではなく、使い捨ての食器を使い回ししなければいけないという被災地の状況が伝えられていた。

通常であれば、化粧石鹸ではないemina99で頭髪や体を洗ってください等のことは言えないのだが、非常時もあるため、emina99を洗面器に耳かき程度を解いて、タオル等で拭くことにより、臭いの面や衛生面が保たれ、感染症防止に役に立つことが出来ると判断したからである。

二つの県庁がどのようだったかは想像が付くと思う。

開放的な県庁は、本当に被害者のことを考え、すぐにでも送って欲しいという事であった。

閉鎖的な県庁は、検討した上で連絡しますと言うことであった。

ちなみに、この閉鎖的な県の朝のニュースでこんな事を伝えていた。

中学生が風呂に入れず気持ち悪くて仕方がない・・・

ノロウィルスの感染症が16件報告された・・・・

食器が足りず、使い捨ての食器を、少ない消毒液で食器を拭いて回っている・・・

このニュースのことを担当県庁職員に話したら、驚くべき回答が返ってきた。

「水は十分に足りており、水不足に対する不安から、水を余り使わないようだ」

「消毒液は全避難所へ十分に渡っているので、感染症の心配は考えられない」

いやはや・・・呆れた物である。

避難所生活を強いられている人たちのことを理解している県庁職員とそうではない県庁職員・・・・

その先の生活はどうなるかは言わずもがなである・・・

未だに余震とは言えないような震度の地震が続いている。

被災地の人々は、日々、不安と戦い続けているのである。

今、自分ができることを、今、行動に移そう!

ただ、残念ながら、このブログを私は韓国の地で書いている。

日本に思いを寄せながら・・・