「真実の口」865 リ・ある体験談・・・③

前回の続き・・・。

T氏との上海での業務開拓も無事終わり、私は、一足先に帰国した。

T氏のみでその週の週末に建築関係の会社に行くことになっていた。

T氏の帰国後、状況を報告するメールが届いた・・・。

それから、しばらくして、T氏から凄い報告が届いた・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!

「母親のアルツハイマーの症状に改善が見られた。」と言うのである。

話は遡るが、大阪事務所にお出でになった際に、母親のアルツハイマーについて相談を受けていたのである。

私は、「西洋医学でも、アルツハイマーに酵素が関与していることが解明しつつあるみたいですが、私らは、体験的に、アルツハイマーの症状から改善されたと言う症例を数多く持っています。まず、騙されたと思って、抗酸化工法で施工してみて下さい。」とお伝えしていた。

具体的な内容をお聞きした上で。とりあえず、電話では、「良かったですね!」とお伝えしたのだが・・・。

この報告は、アルツハイマーで悩まれている全国の人たちを救う意味でも、メールにて、「会田氏のニュースや私のBlogで紹介したいので、よろしければ、文章に起こしてもらえないでしょうか?」と依頼をさせていただいた。

T氏からは、「抗酸化溶液の宣伝になれば、嬉しいです。実名で大丈夫です。」という言葉と伴に、以下の文面をご報告いただいた。

(当初、実名で寄稿していたのだが、この後、私との方向性があまりも違うことを言い出したので、実名をイニシャルのみに変更させていただいた・・・2015.10.13)

原文のまま、T氏が太字にしていた箇所もそのままにさせていただいた。

---------《前編》-----------

アルツハイマー症の進行は遅らせることはできても、改善しないとあきらめていませんか?

私もその一人でした。

2015420に85歳の母が老人性アルツハイマー症と診断されてから、私たちの生活が大きく変わりました。

MRIによると、海馬とびらん性脳萎縮がみられます。

その場で、進行を遅らせることを期待して、ドネベジル塩酸塩を処方してもらいましたが、進行を遅らせるどころか、日に日に悪くなっていきます。

3週間後にドネベジル塩酸塩の量を増やしてもらいますが、変化はありません。

母には効かないのか?

アルツハイマーの影響と思われる運動機能の低下で尻もちをつき、骨粗しょう症による圧迫骨折をし歩行が難しくなり、這ってトイレに行かなければいけない状態です。

それまで快活で、毎日数時間も読書をしたり、散歩をしたりすることを日課にしていた母が、自分の部屋でほとんど寝ている状態です。

経過とともに圧迫骨折の改善はみられ、這ってトイレに行くことはすくなくなりましたが、診断からふた月も経たないうちに、昼夜逆転、日付、曜日、時間の概念がなくなり、徘徊の傾向が見られます。

徘徊しないのは、体力がないために徘徊 できないだけです。

夜中の11時頃に、玄関でずっと座って待っています。

聞いてみると、宅配が来ると言ったから待っているとのこと。

父が亡くなったことも
忘れて、「帰ってこないから探しに行く」と言いはって聞きません。

今日は「何曜日」は全く覚えられません。

「今は朝の11時よ」「午前中よ」と何度言っても、 窓のカーテンを開けて明るくしても、夜の11時と勘違いして、介護のために来た方たちを「こんなに夜遅く来て非常識だ。帰ってもらいなさい」と叱ります。

1時間前の出来事も、うたた 寝して起きると、昨日のことになっています。

ここで介護申請をして、要介護1の認定です。

進行の早さに戸惑っています。

母のために作ったフルーツ酵素もフコイダ ンも飲もうとしません。

被害妄想が始まり、性格も攻撃的になり、薬拒否、血液検査も含めて完全に医療拒否でなす術もありません。

うつ病に似た症状が観察されます。

---------------------

日本では約460万人の人々が認知症を抱えて暮らしているらしい。

アルツハイマー病と診断されることは、病気を抱える本人だけではなく、その家族の人生をも変えると言われている・・・。

T氏とその家族の人生も・・・。

次回、後編へ・・・。