久々に地震とは関係ないことを書いてみよう。
ある工務店の方から、「こんなもん見つけました」とメールが届いた。
もちろんかなり前のことである。
地震前のブログを週3でUPしているときで、丁度、シリーズ物を書いているときだったので、なかなか触れることができなかった“ネタ”である。
これを見て欲しい。
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/164071/145455/66535831
ある人物のブログなのだが、名前も出ているので、あえて名を伏せることもないと思う。
言わずと知れた、科学万能主義の火の玉教授である。
まず、この投稿した方の誤りを正しておこう。
> 抗酸化溶液が何かわからない。
> 作ってるメーカー、社長や作っている本人もわかっていないと思います。
> 要は作っているのは、土壌菌です。
> その餌に何を与えているか、そこが企業秘密だとか。
我々は解っているし、土壌菌でもありません・・・(爆)
> 溶液自体水質検査に出しても水としか判断されないそうです。
> だから、真似される事もないので特許も製法もださないというのが会社方針らしいです。
そんな次元のものではりませんし・・・(笑)
> 実は弊社も、そのエコパラダイス溶液を使って我が社も仕事をしております。
> エコパラダイス溶液というのは、元もと抗酸化溶液でした。
もともと抗酸化溶液って・・・同じ物だと騙されてるんだね?可哀相に・・・
自分で言ってるが・・・「作ってるメーカー、社長や作っている本人もわからないもの」をどうやって真似して作れるんだろう・・・(-ω-;)ウーン
> メーカーの都合で、会社が3つに分裂し、その何処につくかで方向性は少し変わっ
> ていますが引き続きエコパラダイス工法で、仕事しております。
ああ・・・そういう風に説明されているんだ・・・ご愁傷様m(__)m
元々、抗酸化溶液は触媒であり、それを全く解らない人間に解明して欲しいと言っても、無理な話であろう。
大槻教授からの回答に対して・・・
大爆笑 キャハハ—(○´∀`○)ノ/_バンバン–ハハハ
いやはや素晴らしい回答である。
科学者(しかも真摯な科学者ほど)は、科学が証明しているものは極めて少ないと考えている。
以前、会田氏と宇宙飛行士の毛利衛さんが会談した時のことである。
毛利さん曰く、「科学で証明されていることなんか、宇宙に行けばほんの数%程度にしか過ぎない。今、目の前で起きた現象を科学的に解明しようとしても難しいかも知れない。しかし、実際に起きている現象は否定出来ない。誰が何を言っても、実績をどんどん積み重ねればいいですよ。」
その毛利さんも、会田氏と話す前は、全く信じていなかったのだが・・・
眼前で起きる現象の前では、それを否定することなど無かった。
以前も書いたことあるのだが・・・
人は自分の理解できないことに対して様々な態度を見せる。
全く信用しない者。
半信半疑な者。
信用する者。
この中でも更に分かれる。
自分で試すかどうかである。
想像力の欠如した似非科学者には、科学を語る資格さえない。