前回の続き・・・。
前回までに、金属アレルギーの実際に症例、金属アレルギーを増長させるかも知れない食品群、あるいは金属アレルギーを引き起こすかもしれない身の回りの品々を紹介してきた。
今回は、金属アレルギーのメカニズムと対策を講じてみたいと思う。
今回の寄稿②で、『金属から溶出した金属イオンが、人体が本来持つタンパク質と結合し、アレルゲンとなるタンパク質に変質させるのである。』とお伝えした。
もう少し、詳細に調べてみる。
また、面白い団体を見つけてしまった・・・(*^m^*) ムフッ
その名も、“金属アレルギー学会”・・・p(〇´∀`〇)q
当該学会の目的は、『人体の構造・機能に種々の程度の損傷を与える金属アレルギー現象について、これを診断、軽減、修復、防止する方策を基礎科学的ならびに臨床医学的に、研究・調査・追及し、金属アレルギー研究および正しい医療の開発・推進・発展に寄与することを目的とする。』とある。
素晴らしい目的なのだが、役員は無報酬という崇高な考えのためか、2008年に組織されているのだが、残念ながら、未だに、認定医療施設は3医院、連携医療施設は15医院しかない。
まあ、当該学会の見解では、金属アレルギーの原因は、『体質、年齢、などによる個人差が大きく、体調の影響も受け、更に、症状も複雑で、症状の発現過程に個人差があるため、原因の特定は困難』とされている。
しかし、『最も多い患者層は40代の女性であるため、長期間にわたってピアスやネックレスなどの装飾品を身につけたり、金属粒子を含んだ化粧品を使用してきたために、体が感作されてしまったのではないかという説が有力』とされている。
キ・・・〆(・。・〟)フムフム。
更に、金属アレルギーに関する見解を調べるのだが、『アクセサリーや日用品に使われている金属が、汗や体液などでわずかながらに溶け出し、イオン化した金属が身体に入り込み、次に同じ金属が触れると拒絶反応を起こして、かぶれる現象(アレルギー性接触皮膚炎)。』というのが、一般的な見解なのだが・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
本題に入る前に、以前、“本当に怖い・・・殺菌、滅菌、除菌、抗菌・・・∑( ̄□ ̄ノ)ノ”というタイトルを寄稿しているのだが、時間に余裕のある人は一読して欲しいのだが・・・。
多くの人は、皮膚と言うと、目で見えている肌の部分を想像すると思う。
しかし、本来、皮膚は身体の外表面を覆う重要な器官であり、厚さは約2mmで、体重の約16%を占めていると言われている。
一般に皮膚という一括りで表現されているが、“表皮”、“真皮”、“皮下組織”の三層で構成されている。
表皮は、皮膚の一番外側にあり、厚さは平均0.2mmで、外的刺激からの防御・保護作用に機能している。
あくまで私見だが・・・。
声:「ああ、こういう風に書くまでもないか・・・。当ブログの100%が私見だった(笑)。」
金属アレルギーは、この表皮、本来の持つバリア機能の低下が一番の原因ではないだろうか?
ちなみに、ボディーソープの売れ筋ランキングを調べてみた。
http://www.cosme.net/item/item_id/1028/ranking
栄えある1位は、2009年に創業100周年を迎えた、「牛のマークの牛乳石鹸」でおなじみの、牛乳石鹸共進社株式会社の“バウンシアボディソープ”である。
しかし、成分表を見てみると、残念ながら、コカミドMEA、PEG-400、PEG-9M、PEG-45M等の合成界面活性剤が使用されている・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
特に、コカミドMEAは成分表の上から6番目に位置しているので、含有量も多いのだろうか???
次いで、2位のインティマの“インティマ D”である。
男性は、知らなくて当然の石鹸なのだが、ポーランド生まれの女性のデリケートゾーン専用らしい。
デリケートゾーン専用ということなので、若干の期待を持って、成分表を見たのだが、残念ながら、コカミドDEAという合成界面活性剤が使用されていた・・・(;´∀`)・・・うわぁ・・・
次いで、3位は、またまた、牛乳石鹸共進社株式会社がランクインし、“カウブランド 無添加ボディソープ”である。
無添加という文字に期待しながら、成分表を見てみると、残念ながら、コカミドMEA、、PEG-9M等の合成海面活性剤が含まれていた・・・( ̄▽ ̄;)
如何だろう、売れ筋の3品を見ても、この程度であるのだから、一般のユーザーの肌ケアに関しては、些か、疑問を挟む余地があるのではないだろうか???
ここでは詳しく触れないが、合成界面活性剤以外にも、発ガン性物質等も使用されてているので、ご注意を・・・。
それでも、「いやいや・・・、私の石鹸は、合成界面活性剤は入っていない。やはり、金属のイオン化が原因だ。」と言う人もいるかも知れない。
それならば、えみなシリーズ、「化粧石鹸」ぽぽ、「ボディクリーム」痛快をお奨めする。
えっ?何でかって?
抗酸化溶液を使用した商品は、帯電防止効果があったのではないだろか・・・?
非イオン化・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
試す(?)、試さない(?)は、あなたの自由である。
次回へ・・・。