前回の続き・・・。
前回、ドラムロールまで披露して、ニュートリノの質量と形状を発表するかのように見せたのだが・・・。
残念ながら、それまでの素粒子の標準理論では、ニュートリノには質量がないという前提で、積み上げられてきており、今回の実験では、集められたデータにも限りがあり、「極めて小さな上限値」があるという程度でしか結論づけられなかった・・・。
そして、“カミオカンデ”の能力では不十分ということで、1991年から5年の歳月をかけて、“スーパーカミオカンデ”が開発されるのである・・・。
これがまた凄い・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
直径39.3m、高さ41.4mの巨大な水槽の中に5万トンの純水を入れ、壁面の光電子増倍管も11,200本と大幅に増やし、“カミオカンデ”より20倍以上の能力をもつ装置にしたのである・・・( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ
因みに、スーパーカミオカンデにはHPまである・・・。
そして、1998年6月、研究チームは、ついにニュートリノに質量がある証拠を得る・・・。
それが、“ニュートリノ振動”である・・・(@・Д・@)??
ここで、ようやく“振動”というキーワードが出てくるのだが、これだけではナンノコッチャってことになるかな・・・?
私自身は理解しているのだが、それを説明するとなると、それだけの知識量がないようで・・・。
仕方がないので、随分前に私がお世話になった『だれにでもわかる図解素粒子物理-宇宙は非対称から始まった!-』を参考にして欲しい・・・m(_ _)m
あるいは、京都大学のグループの解説等は判りやすいかも・・・???
勿論、そこまで興味がない人はスルーすることをお奨めする・・・。。。゛(ノ><)ノ
話しは、またまた脱線するが・・・m(__)m
2011年9月、イタリア国立核物理学研究所などの国際実験チームが「素粒子ニュートリノが光より速い」というニュースが世界中を駆け巡った・・・Σ(゚Д゚;エーッ!
しかも、同チームは、11月18日の再実験でも、同様の結果だったと発表した・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工
その後、翌年6月2日に、「超高速」論を撤回!
どうやら、速度を計算する際の基準として使った地上と地下のGPS時計をつなぐ光ケーブルの接続不良などが見つかり、測定精度が不十分だったということらしいのだが・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ
アインシュタインの相対性理論に矛盾が生じる、物理学の根幹を揺るがすような発見かと思われたのだが・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
気の早い人は、「タイムマシーンが実現か?」と騒いでいたようだが・・・(*´∀`)ノオイオイッ
閑話休題・・・。
前段の説明で、素粒子に振動があることはご理解できたことと思う・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
声:「我ながら、強引だなぁ・・・。」
分子、原子、そして素粒子と振動があることは判った・・・。
量子力学的には、“零点(ゼロ・ポイント)振動”という・・・。
ん・・・?
振動があること言うことは、そこにはエネルギーが・・・???
量子力学的には、“零点(ゼロ・ポイント)エネルギー”という・・・。
あれ・・・?
随分前に、触れたキーワードが・・・???
やはり、存在するのか・・・キタ━(゚∀゚)━!
ここまで解説して、こんな風に短絡的な発想をする方はいないと思うのだが・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
次回へ・・・。