「真実の口」2,113 ‟がん”という病 60 ~Survive・生き残り~

前回の続き・・・。

前回、余命宣告に基づく判断材料は、「標準治療の結果だけを基に判断」しているという‟落とし穴”があると締めくくった。

現代の‟がん”治療は、‟標準治療”だけでなく、保険適用外の先進医療や自由診療など、様々な方法が存在している。

しかし、多くの医師は「標準治療以外は厚労省が認可していない」という理由で、これらの治療方法を患者に勧めないのが現状である。

現実的に、‟標準治療”は過去の症例や信頼性の高い科学的データが基づいているかもしれない。

そのため、多くの医師が、‟標準治療”だけを頼りにすることが間違いだとは言えないかもしれない。

しかし、患者にとってもその家族にとっても、‟標準治療”以外の方法に、わずかな確率があるとしたならば、‟がん”を治療する可能性に一縷の望みを託したいと言うのが本音ではないだろうか?

だから、‟がん”が治癒するという詐欺商法がまかり通るのである。

しかし、残念ながら、多くの医師は、「これ以上治療の方法はない」と告げられ、余命宣告を受ける患者が圧倒的に多いのでないだろうか?

前回、 President Online の記事を紹介したが、今回も、別の President Online の記事を紹介したいと思う。

定期的にやるだけで寿命が3~8年延びる…世界的研究でわかった「がんが劇的に寛解した人」に共通の習慣

これは、全米で 23 万部のベストセラー本を著したがん研究者ケリー・ターナー氏が、がんが劇的に寛解(根治)した 1,500 以上の症例を分析し、世界中の数百人ものがんサバイバーたちにインタビューした結果、奇跡的な回復を遂げたがん患者たちには、ある共通点の一つが「運動」だったという記事である。

以下は、科学的に証明された運動の利点のほんの一部である。

・早死にするリスクを減らす
・心臓病やがんで死亡するリスクを減らす
・糖尿病の発症リスクを減らす
・高血圧の発症リスクを減らす、すでに高血圧の人の血圧を下げる
・うつ病や不安な感情を減らす
・健康的な体重を維持する
・健康な骨、筋肉、関節をつくり維持する
・寿命を延ばす

運動は‟がん”患者を強くするだけでなく、従来の‟がん”治療による副作用を軽減するのにも役立つという。

例えば、ある研究では‟化学療法”を受けている乳がんや大腸がんの患者に、 1 日 1 万歩のウォーキングを指示した結果、歩かなかったグループに比べ、歩いた患者たちは治療による副作用が大幅に軽く、痛みや腫はれも少なく、運動能力も向上したという研究がある。

また、別の研究では、‟化学療法”と並行して運動をした乳がん患者を調査し、運動をしなかったグループと比較して、運動している人は炎症性バイオマーカーのレベルが低下し、神経認知機能を維持することができ、運動のおかげで、炎症と‟化学療法”による認知機能障害、いわゆる「ケモブレイン」が軽減されたという。

その他の数多くの研究でも、運動が治療中の‟がん”患者の生活の質を向上させることが示されているらしい。

その中には、身体イメージ/自尊心、睡眠の質、社会的機能、セクシュアリティ、疲労や痛みのレベル、感情の豊かさ(とくに運動はうつや不安を著しく軽減)なども報告されているそうだ。

更に、運動が人体、とくに‟がん”を治そうとしている人の身体に具体的にどのような影響を与えるのか、以下のような生理学的変化をもたらすことが研究により示されているそうだ。

・炎症の抑制
・インスリン抵抗性の低下
・免疫細胞の活性化と数の増加
・リンパ系におけるリンパ液の流れの増加
・消化器官が毒素にさらされるのを抑制する機能の向上
・インスリンやエストロゲンなどのホルモンレベルの低下
・酸素の供給と利用の改善
・ミトコンドリアの生合成の増加
・肥満の解消

その他、詳細は記事を読んでいただきたい。

当 Blog を読んでいる方ならば、既に察しのことと思う。

抗酸化工法

環境回復サロン

抗酸化溶液活用製品

フコイダン黒酵母発酵エキス

我々は、既に、いくつもの‟がん”に対抗する手段を持っているではないか?

‟標準治療”以外の「第四の選択肢」となる、「がん免疫療法」を日常生活に取り入れているのである。

人生 80 年時代と言われて久しいが、これが‟がん”だけでなく、あらゆる病気に罹らないように自身の免疫をあげて、健康の源になるはずである。

そして、試行錯誤しながら、数年を要したが、ついに、‟飲む抗酸化溶液”をお届けする準備段階に入った。

来年早々には、新たな物語が始まることを夢みながら、今テーマの投稿を終える。