前回の続き・・・。
中国続きだが、中国政府は、 11 月下旬より、国内に拠点を置く製薬会社や民間の研究機関に対し、新型コロナウィルスのゲノム(遺伝子情報)解析を停止するよう通知していたことが分かった。
中国政府は、変異株の動向に関わる情報を厳格に管理することで、中国内で新たな変異株が発生した場合などに、国内外の世論に与える影響を最小限に抑える狙いがあるとみられるようだ。
これにより、政府見解を除いた「機微な情報」が外部に伝わりにくい状況になっている可能性が出てきた。
現在、中国内で感染が広がっているのはオミクロン株の派生型‟ BA.5.2 ”、‟ BF.7 ”、‟ BM.7 ”といったオミクロン変異株が猛威を振るっており、「 12 月以降に約 2 億 5,000 万人がコロナに感染した。」という中国の内部文書を英紙フィナンシャル・タイムズなどが報じていたのだが・・・。
14 億の人口を抱えながら、中国独自のワクチンに頼り、ゼロ・コロナ政策を取っていた国の中で、感染が爆発しようものなら、亜種、亜種の亜種、どんどんと変異株が発生するのは日を見るより明らかだ。
武漢熱なるものが報告されだしたのが 3 年前の今頃である。
そして中国は春節での大移動が始まる。
また、新たな脅威を撒き散らかさなけれ良いのだが・・・。
先週中半の感染動向をリンクで報告する。
次回へ・・・。