前回の続き・・・。
寒冷地域では、第 7 波の再燃が起き、‟ BA.5 ”が主流となっているようだ。
世界的にはどうなっているのだろうか?
各国の流行型は、直近約 30 日間に登録のあった中で一番多い亜型を記載しているのだが、一般的に新たに出現した変異株の解析を最優先して行う傾向があるため、時期によっては、必ずしもその国の代表的な流行株を表しているとは限らない。
しかし、一見して、‟ BA.5 ”の亜種であることが分かる。
日本の‟ BF.5 ”はイスラエル系統として定義された株なのだが、現在、主系統となっているようだ。
‟ B.5.2.1 ”から再附番された系統で、今年の 6 月からの‟ BA.5 ”の流行時には、既に存在していた系統らしい。
日本における新型コロナウィルスの血統の変異を見てみよう。
直近の日本における‟ BF.5 ”の検出率は 30% となっているようだ。
対して、イギリス、フランス、イタリアは、‟ BQ.1 ”系統が主流になっている。
2022 年 9 月以降アメリカで割合が急増していた通称・ケルベロス株である。
いずれにしてもオミクロン株の亜系統である。
現在では、世界で流行する新型コロナウィルスの 99% 以上がオミクロン株となったようだ。
しかし、オミクロン株にも様々な亜型が存在しそれらが出現と消滅を繰り返しながら、変化をし続け、拡大して行っているというのが現状だ。
世界の多くの国で広くオミクロン対応ワクチンの接種が行われていることから、ウィルスは、感染力も変え、免疫回避能力の付けていくことにあるだろう。
いい加減気づいては良いのだろうか・・・?
ワクチン接種がウィルスの存命を長くしていることに・・・。
先週後半の感染動向をリンクで報告する。
次回へ・・・。