前回の続き・・・。
16 時頃にドアがノックされる。
コンコンコン♪
私:「はい。」
ドアが開けられ、仕切りのカーテンの向こうから声がする。
?:「佐々田さん。今、大丈夫ですか?」
私:「はい。どうぞ~。」
医:「こんにちは。病棟を担当してました ◇◇ です。覚えていらっしゃいますか?」
訪問者は、前回の手術入院時に病棟で術後の経過を診て頂いていた ◇◇ 先生だった。
私:「ああ、先生、よろしくお願いします。」
◇:「良かった~。覚えて頂いてて・・・(笑)。」
私:「いや。覚えてますよ(笑)。」
◇:「今回も ◆◆ 先生と二人で担当させていただきますのでよろしくお願いします。」
私:「はい。よろしくお願いします。」
◇:「少し診させて頂けますか?」
私:「はい。」
◇:「(首を触診しながら)痛くはないですか~。」
私:「はい。」
◇:「(首を触診しながら)上を向いて下さい。」
私:「はい。」
◇:「(首を触診しながら)下を向いて下さい。」
私:「はい。」
◇:「次に、口の中を診させて下さい。」
私:「はい。」
◇:「舌を上にあげてください。」
私:「・・・。(指示に従う)」
◇:「次に、舌を前に出してください。」
私:「・・・。(指示に従う)」
◇:「舌を右に寄せてください。」
私:「・・・。(指示に従う)」
◇:「舌を左に寄せてください。」
私:「・・・。(指示に従う)」
◇:「はい。ありがとうございます。」
私:「・・・。」
◇:「今回は発見が早くて良かったです。」
私:「そうなんですか?」
◇:「はい。 ◆◆ 先生とも話しましたが、転移も元からの想定範囲のところで大きくもないので・・・。」
私:「そうなんですね・・・。」
◇:「はい。早かったら水曜日に退院も出来るかなあという感じです。」
私:「はい。」
◇:「術後、病棟でお待ちしています。」
私:「はい。ありがとうございます。」
◇◇ 先生が病室を後にした後、ふと考えた・・・。
声:「前回、主治医の ◆◆ 先生がウンウンと頷いていたのはこのことなのか?だったら口にしろ!(笑)」
とりあえず家内を安心させるため LINE を入れる。
LINE (私):「 ◇◇ によると
早く見つかってよかったらしい
転移も元からの想定範囲のところで大きくもないとさ
早かったら水曜日退院」
LINE (家):「そうか。
良かった良かった。
12 日じゃないよな?
19 日かな?
かなり安心した。」
18 時前に家内がやって来た。
コンコンコン♪
家:「ごめんね~。遅くなって~。」
私:「悪いなぁ・・・。」
・・・と、その後ろに東京にいるもう一人の 4 番目の娘がいた。
三女 :「大丈夫~?」
私:「ああ、大丈夫やが・・・?」
家:「見舞いついでにお婆さん家で合流して一緒に来たんよ。」
私:「ああ・・・。そうなんや。そりゃ悪かったな。」
三:「う~うん。私は大丈夫やけど・・・。」
私:「とりあえず、看護師さん呼ぶわ。」
部屋を出て、ナースステーションにいる看護師さんに声を掛ける。
私:「すいません。家内が来たので、明日の手術室への持ち込み品の確認をお願いします。」
看:「はい。すぐ行きます。」
病室へ戻り、しばらくするとドアがノックされた。
コンコンコン♪
看:「佐々田さ~ん。持ち込み品の確認にきました~。」
私:「はい。お願いします。」
看:「こちらの紙袋ですね~?」
私:「はい。」
持ち込み品をチェック用紙に書き込みつつ・・・。
看:「バスタオル 2 枚・・・、タオル 2 枚・・・、テイッシュ、吸い飲み、フォークとスプーンとお箸。」
看;「歯ブラシは、術前に磨いた後に入れて下さいね。」
私:「はい。」
看:「眼鏡はどうされますか?」
私:「眼鏡ケースを入れてます。」
看:「ああ、はい。これですね?」
私:「はい。」
看:「持ち込み品の確認は OK です。」
私:「はい。」
看:「それでは術衣と着圧ソックスをお持ちしますね。」
私:「はい。」
看護師さんが出ていく。
コンコンコン♪
私:「はい。」
看:「明日、手術室に行く前にこれに着替えてください。」
私:「はい。」
看:「朝一番の手術じゃないので、前の手術の状態で時間が前後すると思います。」
私:「はい。」
看:「手術室へ行く時間を看護師が伝えに来ますので、それに合わせて着替えてもらえば大丈夫です。」
私:「はい。」
看:「それと手術の時に紙おむつを使用するので同意書にサインをもらって良いですか?」
私:「はい。」

看:「紙おむつも術衣と一緒に置いときますね。」
私:「はい。」
声:「前回の手術でオムツに履き替えなくてもいいことは知っている(笑)。」
看:「後、指輪や義歯とかの身に付けるものは外して置いてください。」
私:「はい。」
看:「鬚もきちんと剃っておいてくださいね。」
私:「はい。」
看:「明日の付き添いはどなたが来られるんですか?」
私:「家内が来ます。」
家:「はい。」
看:「それでは奥様が到着されたら看護師に知らせてください。」
私:「はい。」
看:「貴重品はどうされますか?」
私:「ああ。袋を頂けますか?」
声:「これも経験済みである(笑)。」
看:「はい。明日、紙袋を持って来ますね。」
私:「はい。」
看:「何かご質問はありますか?」
私:「いいえ。」
看:「はい。明日、頑張りましょうね。」
私:「はい。」
看護士が部屋を後にし、家内等も帰って行った。
次回へ・・・。











