前回の続き・・・。
前回、カット野菜に使われる次亜塩素酸ナトリウム溶液の濃度とプールに使われる次亜塩素酸ナトリウムの濃度について触れた。
これを踏まえた上で、カット野菜利用者にお聞きしたい・・・ヾ(゚、゚*)ネェネェ
スーパーやコンビニ等売られているカット野菜を購入後・・・。
洗う?
洗わない?
市販の生食用サラダの場合、パッケージには「洗わずにそのまま食べられます。」と書いてあるものが多いようだ・・・。
ついさっき、近くのスーパーで確認してきた(笑)。
まあ、基本は、工場で消毒・殺菌されているという触れ込み(笑)で、細菌が繁殖しにくい10度以下で保存されているので、洗わなくても大丈夫らしいのだが・・・。
また、通常、消“費”期限も、3~4日程度に設定されているので菌の繁殖もないのだろう・・・。
「洗うと、水っぽくって・・・。」という人もいるようだが・・・。
いえいえ、工場で嫌と言うほど洗浄されていますから・・・(爆)
まあ、私はしっかりえみなに漬け込みますが・・・(笑)
ところで、カット野菜は、水洗いが基本だから、栄養価がないと言う声も非利用者がよく言う台詞なので、少し、説明しよう・・・。
前述のフードプロデューサーの某氏もそうだが・・・。
今更、某氏じゃ遅いって・・・(笑)
野菜から摂取できる栄養価と言えば、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、カリウム、カロテン、ビタミン、食物繊維・・・。
主立ったところで、こんなところだろうか?
野菜と言えば、筆頭で思いつくのがビタミンだと思うのだが、ビタミンには水溶性と脂溶性のものがある。
端的に言えば、水に溶けやすいものと油に溶けやすいものってことなのだが・・・。
カット野菜は水で洗浄するので水溶性のビタミンは流出してしまうと言うことになる。
では、水溶性ビタミンとは・・・?
ビタミンB郡とビタミンCである。
その他の、ビタミンA、D、E、Kは脂溶性なので流出しない。
カリウムも水溶性なので流出しやすい・・・。
食物繊維の中にも水溶性と不溶性があるようだが、カット野菜等に使われる野菜等には関係なさそうなので無視して良いだろう・・・。
こんな風に考えると、“栄養価=無し”というのは語弊があるようだ・・・。
通常の野菜よりも2~3割の栄養価のダウンというところが、程よい着地地点じゃないだろうか?
まあ、私等にとって、栄養価やら栄養素やら、意味のないことなのだが・・・(笑)
・・・と、かなり脱線したが、次亜塩素酸ナトリウムの使用に関する是非云々、栄養価の有無云々はさておき、有限会社△▽△▽△▽△▽の作業工程を見てみよう!
ネギの選別・・・。
ネギのカット・・・。
薬剤浸漬・・・。
ネギの洗浄・・・。
まあ、先に述べたような工程である。
次回へ・・・。