前回の続き・・・。
1 月の新型コロナウィルス感染症による死亡者数は、 10,825 人(厚生労働省まとめ・以下同)だった。
12 月は、 7,622 人だったので、1.4 倍ほど増えた計算になる。
第 7 波のピークアウトから 1 週間移動平均が底をうったのは、 10 月 11 日で 1 日の新規感染者数は 25,743.86 人だった。
第 8 波では、 1 週間移動平均を見てみると、 12 月 29 日に 170,288.86 人で一回頭を打ったのだが、年末年始の移動により、 1 月 4 日に 115,354.29 人で一下げ止まり、上昇に転じ、 1 月 11 日に 181,886.15 まで増加し、減少に転じた。
累計を見てみると、 1 月末までの第 8 波による新規感染者は 10,968,910 人、死亡者数は 22,530 人となる。
これまでの総数は、 1 月末までの新規感染者は 32,532,905 人、死者数は 68,091 人となっている。
これをみると、第 8 波で三分の一を占めていることになる。
また、第 7 波が完全に下がりきる前に再燃した地域が多くみられ、波の明確な区分が出来ない地域も多いと思う。
現在、韓国、香港では‟ BA.2.75 (通称:ケンタウルス)”が主流になっている。
何度も寄稿しているがアメリカでは、‟ XBB.1.5 (通称:クラーケン)”が猛威をふるっている。
これらを見ると、第 8 波も下がりきる前に第 9 波に飲み込まれることは必須である。
韓国ではマスク着用義務を撤廃されたが、今でも、マスク着用しているのが普通のようだ。
政府はマスクの着用に関して、安易な考えを持っているようだが、大きな波にならないことだけを切に願う。
先週、火曜日の感染動向を追う。
次回へ・・・。