前回の続き・・・。
前回、水戸黄門の印籠かの如く、〇,〇〇〇mg 配合とデカデカと瓶に印字されているタウリンについて寄稿した。
私からの質問に回答を頂いた製薬メーカーの回答は、タウリンに関する根拠に乏しく、自社検証を行っていないような状況だった・・・。
声:「えっ・・・!そりゃないだろう・・・。」
今寄稿において、アルコール分、カフェイン、糖分について考察を終えたところで、 C 製薬から電話がかかってきた・・・。
現在、 3 月 4 日午前 10 時 51 分である・・・。
今から、調べて間に合うのか・・・(笑)。
C 製薬電話オぺレーター(以下: C ):「 C 製薬の××と申します。佐々田様のお電話でよろしいでしょうか?」
私:「はい。」
C:「今回はお問合せありがとうございます。ただいま、お時間は大丈夫でしょうか?」
私:「はい。大丈夫です。」
C:「今回、〇〇〇〇〇(商品名)に入っているタウリンについて自社検証のデータがありますかというお問合せですが・・・。」
私:「はい。」
C:「〇〇〇〇〇に入っているタウリンとしてのデータは無いんですが、医薬品としてのタウリン酸のデータであれば提供できるのですが・・・。」
私:「はい。」
C:「ただ、医薬品としてのデータなので、難しくはなるんですが・・・。」
私:「ああ。そうなんですか?結構、難しいんですか?」
C:「はい。専門用語が使われていますので・・・。」
私:「ああ。そうなんですね?」
C:「はい。もし、それでよろしいのであれば、既に、ネットで公開されていますのでご紹介させていただきます。」
私:「はい、お願いします。」
C:「今、控えることはできますか?」
私:「はい。大丈夫です。」
C:「アルファベットで、 PMDA と入力して検索してください。」
私:「 PMDA ですね?」
C:「はい。こちら、独立行政法人医薬品医療機器総合機構と言いまして、医薬品の品質や有効性や安全性について、一貫管理している機関になります。」
私:「はい。(声:ああ、それなら知ってるわ)。」
C:「そちらで、タウリンあるいはタウリン酸と入力して検索していただけれ、データの閲覧が可能になります。」
私:「ありがとうございます。」
C:「今回は、〇〇〇〇〇について、何かおありになったんですか・・・?」
私:「いえいえ。単純にタウリンの効果についてデータがあればなあと思って問い合わせしたんですが・・・。」
C:「そうでうすか。もし、そちらのデータでお分かりにならなかったら、弊社 HP 内にもタウリンについて解説していますのでそちらを参考にして頂ければと思います。」
私:「ありがとうございます。」
C:「もしお分かりにならない場合は、改めて、お問い合わせていただければ対応させていただきますので・・・。」
私:「はい。ありがとうございます。」
・・・と電話を置いた。
早速、検索・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ
PMDAとは・・・。
「独立行政法人医薬品医療機器総合機構( PMDA : Pharmaceuticals and Medical Devices Agency )は、平成 13 年に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画を受けて、国立医薬品食品衛生研究所医薬品医療機器審査センター、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構及び財団法人医療機器センターの一部の業務を統合し、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づいて平成 16 年 4 月 1 日に設立され、業務を開始しました。
PMDA は、医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害に対して、迅速な救済を図り(健康被害救済)、医薬品や医療機器などの品質、有効性および安全性について、治験前から承認までを一貫した体制で指導・審査し(承認審査)、市販後における安全性に関する情報の収集、分析、提供を行う(安全対策)ことを通じて、国民保健の向上に貢献することを目的としています。」
そして、次に、“タウリン酸”を調べる・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ
“ C 製薬 タウリン酸”
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声:「ん・・・?何故・・・??」
“ C 製薬 タウリン”
8 件の Hit !
しかし、一般的に言われているタウリンの効果についてのデータは出てこない・・・??
“タウリン酸”
15 件の Hit !
残念ながら、ここでもダウン症やアルツハイマーに関しての記載はあるのだが、タウリン自体が効果を発揮しているという内容ではない・・・???
“タウリン”
159 件の Hit !
あまりにも膨大で時間がなさすぎる・・・この時すでに、11 時 42 分。
範囲を狭めるために、当初の予定通り、人への検証データを検索してみた。
“タウリン ヒト”
57 件 Hit !
駆け足で閲覧してみたが、私が求める“タウリンの人体に与える効果検証データ”は見つけることができなかった・・・。
今回は、駆け足だったので致し方ないのだが、時間を置いて、再度、チャレンジしたいと思う。
そして、これ以降が C 製薬から電話がかかってくる前に書き上げていた内容である・・・(笑)。
結局、タウリンについての具体的な人に対する効果検証ができないのであれば・・・。
栄養ドリンクって、アルコール分、カフェイン、糖分ありきではないかという気がしてならない・・・(笑)
今一度、これらの特性を探ってみる・・・!
★アルコールの特性について・・・・。
➡アルコールは摂取すると 5 分程度で血液中に吸収される。
➡“ドーパミン”というやる気や元気という気分が高揚する神経伝達物質の分泌が促がされる。
➡気持ちを落ち着かせる“GABA”という神経物質の分泌を抑えたり、鈍らせたりする。
➡際限なく楽しくなってしまう等、アゲアゲな性質を持つ・・・(笑)。
➡利尿作用がある。
★カフェインの特性について・・・。
➡カフェインは摂取すると 30 分程度で血液中に吸収される。
➡人間の脳は、“アデノシン”と呼ばれる神経興奮物質が増えると疲労感を感じ休息を取らせようとするが、カフェインは、アデノシン受容体と結合して“ノルアドレナリン”を出し、集中力を高めたり、疲れを感じにくくさせる。
➡覚醒度が高くなり、興奮状態に入ってしまうアゲアゲの性質持つ・・・(笑)。
➡利尿作用がある。
★糖質の特性について・・・。
➡生物に必要不可欠な物質であり、骨格形成、貯蔵、代謝等に広く用いられる
➡細胞に運ばれると、筋肉や臓器のエネルギーとして使われる。
➡特に脳では大量の糖が消費されるため、糖の摂取により、精神の安定、気分の改善が図られる
【考察】
アルコールもカフェインも共に嗜好品であり、興奮作用があったり、利尿作用があったり、と共通する点もいくつか存在する。
しかし、根本的な違いは、脳を鈍くするアルコールに対して、カフェインは逆に脳を覚醒させるという点である。
栄養ドリンクの飲用は、これらの相反する作用で脳を騙しているに過ぎないのではないだろうか?
これに、糖を取ることにより、血糖値を上昇させ、脳に勘違いを起こさせているだけではないだろうか?
【結論】
栄養ドリンクでは、 24 時間戦えそうにない・・・(笑)。
次回へ・・・。