前回の続き・・・。
“緊急事態宣言”及び“まん延防止重点措置”が延長され、国内の感染状況はやや落ち着きを取り戻したかのように見えるのだが・・・。
日本国内の感染者数、死者数、重症者数、入院中や療養中などの人の数の推移を第 1 波から第 4 波までの全体と第 4 波のみをピックアップしてみる。
■日本国内の感染者数
■日本国内の死者数
■日本国内の重症者数
■日本国内の入院中や療養中などの人の数
如何だろうか?
第 4 波は短期間に急激なうねりを描いているのが窺い知れる。
しかし、そうは言っても、重症者数及び入院中・療養中の人数は高止まりしたままだ。
中でも、沖縄県は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、 3 日(木)、県立学校で 2 週間の休校を決定し、大型商業施設に対しても土日の休業を要請した。
これを受けて、翌 4 日(金)、県内 22 市町村が、緊急事態宣言中の 20 日まで公立小中学校を休校すると決めた。
本島北部や離島など、感染者数が少ない 16 町村は休校しない方針ということである。
5 月 26 日時点での、沖縄県の病床使用率を見てみよう!
左が、「入院者数」と「新型コロナ対応のベッド数」、右が、「重症者数」と「重症者対応のベッド数」の推移である。
一旦、感染が拡大すると、あっという間に医療崩壊が起きうる。
現状は、ここから更に逼迫している状況だと思う。
これはどの自治体にも言えることだと思う。
自身の住んでいる地域が医療崩壊しないように、自重した行動を取ることを続けなければいけないようだ。
先週前半の感染動向を追ってみる。
次回へ・・・。