「真実の口」730 余談xiii

早いもので、2014年も3分の2が過ぎて、今日から9月である・・・。

8月いっぱい本編ばかりだったので、少し息抜きを・・・。

今年は、入院と療養生活の所為で、まったく、夏を実感できなかった・・・。

家内に言わせると、大阪が一番暑かったという連日猛暑日が続いた時期を、病院のベッドで過ごし、退院してからも数日間は自宅で安静にしなければいけなかったため、身体の負担を減らすため、クーラーで快適に過ごしていた・・・。

医師から、仕事を始めて良いよと言われたくらいには、気圧配置の影響のためか、そこまで暑さを感じることもなかった・・・。

気象庁によると、7月末から8月上旬にかけては、偏西風が平年より北寄りに流れ、その影響で8月上旬に台風12号、11号が相次いでゆっくり北上し、暖かく湿った空気が日本列島に流れ込んだためらしい・・・。

更に、8月中旬になると、日本上空で偏西風が蛇行し、列島西側に気圧の谷ができる「西谷」と呼ばれる気圧配置になり、このため日本海側で前線が停滞し、北側の冷たい空気と南西からの暖かく湿った空気がぶつかり、大気が不安定な状態になっていたらしい・・・。

この不安定な大気の状況が、8月20日の未明から早朝にかけて、広島市北部を中心に局地的な豪雨をもたらし、72人の死者・2人の行方不明者(8月29日13:00現在)を出す大惨事となった・・・。

お亡くなりになられた方々に 心から哀悼の意を表し、謹んでご冥福をお祈りすると伴に、ご遺族、被害を受けられた皆様が、一日も早く平常の生活に戻られることを心から願ってやまない。

本来なら、ボランティアに出向きたい所なのだが、まだ、過度な運動ができないため、今回も僅かながらの支援をさせていただくことしかできない自分に歯がゆさを感じずにいられない・・・。

災害が起きる度に、私に出来ることを考えて行動はしているのだが、如何せん、無力を実感するばかりである・・・。

ただ、まだまだ人員は必要なようなので、下記を見て、協力できそうな人はこの土日にでもどうだろうか?

広島市災害ボランティア本部

こうした自然災害が起きると、人間は自然に抗うことも出来ず、常に、後手、後手となる・・・。

しかし、近年の災害を見ていると、致し方ないという他はない・・・。

それにしても、テレビのニュースを見ていると、全く違う見地からイライラしてしまう・・・。

行政が云々・・・。

過去のデータでは云々・・・。

救出活動が云々・・・。

ニュースで、いくらほじくり返しても、後の祭りでしかない・・・。

災害発生直後から現在に至るまで、テレビのキャスターやレポーター、新聞記者、あるいは雑誌の記者と多くの人が乗り込んで報道しているようだが・・・。

瓦礫の一つでも動かすことをしたのだろうか・・・???

スコップ一杯でも土砂を掻き出したのだろうか・・・?

彼らは?

彼女らは?

・・・・・・・・・・・・・・?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

マイク片手にご託を並べても、お亡くなりになった方の貴重な命は還らない・・・。

しかし、我々は、生きなければいけないし、我々の子や孫、そして未来の人類へ地球という生きる場所を残さなければいけない・・・。

夏にこれだけの自然災害があったということは、バランスを取るために、必ず、冬にも自然が猛威を振るはずである・・・。

いい加減、CO2削減とか地球温暖化対策とか、何の役にも立たない呪文を唱えるより、抗酸化で、全員がバランスを取る努力を始めなければ、明日という未来が無くなる日も近いのでは・・・?

真相は明かせないが、様々な国の民間レベルから国に近いレベルの部署まで、環境対策への打診が入るようになってきた・・・。

我が国は、また、立ち後れるのだろうか・・・???