前回の続き・・・。
5 日(水)、国立感染症研究所は、死者数が例年の水準をどれだけ上回ったかを示す「超過死亡」を発表した。
昨年比、倍増となったようだ。
’21 年は、13,082 人～約 53,670 人だったが、 ’22 年は、約 47,330 人～約 113,399 人の範囲となった。
私等は普通に考えれば、新型コロナウィルスの流行が影響したのだろうとそうぞうするのだが・・・。
松野官房長官は、6 日(木)午前の会見で、直接的や間接的な影響のほか、無関係な死亡も考えられることから「決定的な原因かを答えるのは困難」と回答している。
また、新型コロナウィルスのワクチン接種が超過死亡に繋がっているとのインターネット上での論調については、国内外の研究結果なども踏まえながら審議会で議論が行われているとの認識を示した。
その上で、接種の継続についても「特段の懸念はないとの結果であった。」と述べている。
ワクチンによる死亡増加説を都市伝説のように扱うのは簡単だが、異常に多い超過死亡に関しては、もう少し深い検証をする必要があるのではないだろうか？
時折、当 Blog でも取り上げている人口動態統計速報を見てみよう。
2020 年から 2021 年にしても、 2021 年から 2022 年にしても全ての月で前年度を上回っているのである。
当 Blog では、｢真実の口」2,005 新型コロナウィルス･･･491の中で、ワクチン接種時期と超過死亡の関係性について提示している。
国には、是非、新型コロナウィルス感染症と超過死亡、新型コロナウィルス対応ワクチンと超過死亡の因果関係を検証して欲しいものである。
先週、後半の感染動向を追う。
次回へ・・・。
