「真実の口」2,301 サバイバー 56

前回の続き・・・。

2024 年 12 月 3 日(火)。

6 時、一斉点灯。

6 時半過ぎ。

コンコンコン♪

看:「ササダさん。おはょうございます。」

私:「おはようございます。」

看:「お変わりありませんか?」

私:「はい。」

いつものように体温、酸素濃度、血圧のチェックが始まる。

看:「はい。大丈夫です。お通じはありましたか?」

私:「はい。」

看:「はい。ありがとうございます。お食事は如何ですか?完食は出来ているみたいですけど・・・。」

私:「はい。工夫しながら食べてはいます。」

看:「お粥から普通のご飯に変えてみますか?」

私:「いや~。ちょっと、まだ早いような気がします(笑)。」

看:「そうですかあ。では、そのままお粥を継続しますね~。」

私:「はい。よろしくお願いします。」

看:「栄養士さんの栄養指導を聞くことも出来ますがどうされますか?」

私:「ああ・・・。それは家内に聞いてもらった方が良いんですよね?」

看:「そうですね~。」

私:「多分、聞いておいた方が良いと思うんでお願いできますか?」

看:「じゃあ、面会時間に合わせて予定を組んでもらいましょうか?」

私:「お願いできますか?」

看:「はい。予定が分かったら、また、お伝えしに来ます。」

私:「よろしくお願いします。」

看護師さんが部屋を出ていく。

すがすがしい朝を迎える。

この景色を目にするのもあと少しである・・・😌

8 時前。

コンコンコン♪

配:「ササダさん。おはょうございます。お食事をお持ちしました。」

私:「ありがとうございます。」

2024/12/3*朝食

≪メニュー≫ 軟菜食
全粥 220g
ハムと小松菜の炒め物
カリフラワーサラダ
サウザンドレッシング(袋)
玉葱の味噌汁
たいみそ
牛乳 200ml

≪栄養成分の表示≫
熱量: 384kcal
たんぱく質: 17.9g
脂質: 10.1g
炭水化物: 55.0g
塩分: 2.2g

柑橘類禁止

声:「柑橘類禁止が復活した~♪ 2 度あることが 3 度起こらなくてよかったあ(笑)」

2024/12/3*朝食

ただ、小松菜と玉ねぎの薄皮には悪戦苦闘・・・。

食事を終え、少しの間、仕事を消化する。

コンコンコン♪

看:「ササダさん。栄養指導は 4 時で大丈夫ですか?」

家:「はい。家内に伝えときます。多分、大丈夫だと思います。」

看:「よろしくお願いします。」

私:「はい。」

家内に LINE を入れる。

LINE(私):「今日、栄養士さんが面会時間に合わせて栄養指導をしてくれるらしくて、 4 時頃に来られる?」

LINE(家):「うん。じゃあ、いつもより遅く、 4 時に合わせて行くね。」

LINE(私):「うん。ヨロシク。」

9 時 30 分頃・・・。

コンコンコン♪

医:「ササダさん。如何ですか?」

私:「はい。特に変わりはないです。」

医:「はい。では、口の中を診ますね~。」

私:「はい。」

医:「舌を上にあげてください。」

私:「・・・。(指示に従う)」

医:「次に、舌を前に出してください。」

私:「・・・。(指示に従う)」

医:「食事もしっかり摂れているみたいですね。」

私:「はい。今日、普通のご飯に変えますかって勧められましたけど、流石にまだ無理っぽかったんで断りましたけど・・・。」

医:「まあ、回復していけば、すぐに食べられるようになると思いますよ。」

私:「はい。」

医:「気になる点はありますか?」

私:「特には・・・。」

医:「では、明日、退院で大丈夫です。」

私:「はい。お世話になりました。」

医:「お大事にして下さい。」

私:「ありがとうございます。」

先生が部屋を出て行った後、例のごとく、飽き気味の動画・・・😥

昼前・・・。

コンコンコン♪

配:「ササダさん。昼食をお持ちしました。」

私:「ありがとうございます。」

2024/12/3*昼食

≪メニュー≫ 軟菜食
全粥 220g
牛皿 軟菜
大根のカニカマあんかけ 七分
きんとん

≪栄養成分の表示≫
熱量: 509kcal
たんぱく質: 24.1g
脂質: 10.2g
炭水化物: 75.4g
塩分: 1.9g

2024/12/3*昼食

待望の牛皿である・・・(笑)。

白いご飯にかけて食べたいところだが、お粥ではそうはいかない・・・www

真ん中に鎮座しているのは、アイスクリームっぽく見えるが、“きんとん”である。

入院後、初の牛肉である・・・( ノД`)シクシク…

早く治して、国内外の美味しいものを食べ、美味しい酒を飲まねば・・・(〃艸〃)ムフッ

やはり、食は生きる希望を与えてくれる・・・👍

昼食を終え、くつろいでいると家内から LINE が来た。

LINE(家):「真ん中の何?」

LINE(私):「きんとん。」

LINE(家):「ああ、アイスかと思った(笑)。」

LINE(私):「ああ、俺もパッと見た目はアイスかなと思ったけど、病室に運んでいるうちに溶けるから、それは無いわな。」

LINE(家):「うん。」

LINE(私):「結構、水分奪われて苦戦した。」

LINE(家):「そうなんや~。」

LINE(私):「朝、普通のご飯に変えますかって勧められたけど、まだ無理かなって断った。しばらくはお粥やな。業〇ス〇パ〇でまとめて買うわ。」

LINE(家):「圧直鍋で炊けば直ぐだから大丈夫だよ。」

LINE(私):「そうなん?」

LINE(家):「うん。」

LINE(私):「じゃあ、悪いけどよろしく頼むわ。」

LINE(私):「うん。大丈夫よ。もう着替えとかいらないよね?」

LINE(私):「ああ。昨日持ってきてもらった分で大丈夫だよ。」

LINE(私):「他には何かある?」

LINE(私):「ああ。ずっと中におるから分らんけど、外は寒いん?」

LINE(私):「うん。結構寒くなって来たよ。」

LINE(私):「ああ。じゃあ、パーカーしかないから、俺の部屋に掛っている革のジャケットも持って来といて・・・。」

LINE(家):「うん。分かった。じゃあ、 4 時ごろ行くね。」

LINE(私):「うん、ヨロシク。」

次回へ・・・。