「真実の口」2,248 サバイバー ⑥

前回の続き・・・。

呼吸器機能検査は、 3 階生理機能検査室で行うことになっていた。

3 階 26 番窓口へと向かう。

大阪国際がんセンター 3F 案内図

26 番窓口にて・・・。

私:「(予約票を渡しながら・・・)お願いします。」

受:「はい。お名前をお願いします。」

私:「ささだきょういちです。」

受:「生年月日もお願いします。」

私:「 1964 年 3 月 17 日です。」

受:「はい。■ ■ 番の診察室の前でお待ち下さい。」

私:「はい。」

■ ■ 番の診察室の前へと移動する。

ここでは、肺の機能を調べる基本の検査を行うらしい。

検査では主に以下の 1 ~ 4 の項目を調べるそうだ。

1. 肺活量( VC ):空気をいっぱい吸入して、いっぱい吐いたときの量で、通常、年齢と身長によって計算した予測正常値と比較し、 % 肺活量として表、肺の呼吸全容量となる。

2. 努力性肺活量:胸いっぱいに空気を吸い込んで、一気に吐き出した空気の量。

3. 1 秒量:努力性肺活量のうちの最初の 1 秒間に吐き出された空気の量。

4. 1秒率( FEV1.0% ):努力性肺活量を測定するときに、最初の1秒間に全体の何 % の息を吐き出せたかを表す値。

使う機械はこれ。

呼吸・肺機能検査(スパイロメトリー)

スパイロメーターと言うらしい。

掲示板に ○○○ 番と表示される。

私は、■ ■ 番の診察室へ向かう。

ノックして・・・。

私:「よろしくお願いします。」

医:「担当します医師の◎◎です。お名前を確認します。」

ニコニコした女医さんだった・・・。

この人が、後で鬼のように見えるとは露知らず・・・(笑)

私:「ささだきょういちです。」

医:「はい。佐々田さんよろしくお願いします。」

私:「はい。お願いします。」

医:「これから肺の検査をしていきます。」

私:「はい。」

医:「まず、やり方を説明しますね。」

私:「はい。」

医:「まず、マウスピースを咥えて下さい。」

私:「はい。」

医:「楽に呼吸をして下さい。」

私:「はい。」

医:「そのままゆっくり吐いて~、吐けなくなるまで吐いて下さい。」

私:「はい。」

医:「吐ききったら、今度はゆっくり吸っていって下さい。」

私:「はい。」

医:「再度、ゆっくり吐けなくなるまで吐いて下さい。」

私:「はい。」

医:「ゆっくり呼吸をして下さい。」

私:「はい。」

医:「これで終わりです。」

私:「はい。」

医:「指示をしていきますので、その通りに呼吸をして下さいね。」

私:「はい。」

こんな感じである☟

肺活量測定

医:「はい、準備はいいですか?」

私:「はい。」

医:「マウスピースを咥えて下さい。」

私:「はい。」

医:「じゃあ、ゆっくりリラックスして呼吸をして下さい。」

私:「はい。」

医:「ゆっくり吐いていきますよ~。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「吐いて~。吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「まだ、吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

声:「鬼か・・・。゚(゚´Д`゚)゚。。この先生・・・๐·°(˃̵˂̵·๐。」

医:「はい。今度は吸って下さ~い・・・。」

私:「ス~ッ・・・。」

医:「はい、もっと大きく吸って下さい。」

私:「ス~ッ・・・。」

医:「はい。今度は思いっきり吐いて下さい。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「吐いて~。吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「もっと、吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

声:「やっぱ鬼や・・・ヽ(`Д´#)ノ。絶対、鬼や・・・─=≡Σ((((╯°□°)╯︵ ┻━┻。」

医:「はい。終了で~す。ゆっくり呼吸をして下さい。」

私:「はい・・・。(息も絶え絶え・・・。)」

医:「はい。正常ですね・・・。」

Slow Vital Capacity

このような波状で正常だったようだ・・・。

次回へ・・・。