前回の続き・・・。
私に繋がれている管たち・・・(笑)。

① 薬剤及び栄養補給用の点滴のための管。
② 体内に貯留した血液・膿・浸出液を体外に排出するためのドレーン。
③ 導尿カテーテル。
看:「佐々田さん。尿はどんな感じですか?」
私:「ん?どんな感じと言われると?」
看:「尿意は感じますか?」
私:「う~ん。繋がれているからよく分からないですけど・・・?」
看:「自力で出来そうならカテーテルを外しましょうかね~?」
因みに、前回手術時にも解説したが、尿道カテーテル(※)とはこんなものである。

(※) 尿を排出させるため、尿道から膀胱へ挿入するチューブのことで、持続的に尿を排出させる場合、チューブ先端のバルーンという小さな風船を膀胱内で膨らませ、チューブが自然に抜けないように固定し、挿入したままの状態にする。
私:「ああ・・・。大丈夫だと思いますけど・・・。」
看:「じゃあ、点滴スタンドを持って、立ってみてください。」
私:「はい。」
看:「ちょっと、歩いてみましょうか?」
私:「はい。」
看:「大丈夫そうですか?」
私:「はい。」
看:「じゃあ、戻って来てベッドに腰掛けてください。」
私:「はい。」
看:「準備をして来ますので、ちょっと待っていてくださいね〜。」
私:「はい。」
待つことしばし・・・。
看護師さんが戻って来た。
看:「じゃあ、準備しますね~。」
私:「はい。」
前回も体験したのだが、前回は女性の看護師だった。
それも娘と同じくらいの世代だった。
医療行為と分かっていながらも気恥ずかしさを感じたのだが・・・。
今回は男性である。
カッコつけなのか・・・?
情けないところは見せられない的な・・・??
同性の方が良いかと言えば、なんか違うような・・・???
複雑な気持ちが去来する。
私の複雑な心情の変化なんか関係ないように看護師さんは淡々と作業を進めている・・・・(笑)。
・・・ああ、分かった。
物心ついてから、初めて自身以外の男性に性器を触られるという複雑な心境だ・・・(/。\) ハズカシイ
まあ、看護師さんも触りたくて触っているわけではないのだが・・・苦笑_〆(´Д`ll)ハハッ
看:「はい。ゆっくり呼吸をしてくださ~い。」
私:「す~っ・・・。は~っ・・・。」
看:「呼吸に合わせて、息を吐くときに抜きます。」
私:「す~っ・・・。は~・・・。」
看:「はい。抜きます。」
私:「・・・。」
看:「気持ち悪いですよね~。」
私:「・・・。」
前回経験済みだが、気持ちの良いものではない。
尿道からズルズルと体の一部が引きずりだされた感じが残る。
看:「はい。抜けました。」
私:「・・・。」
看:「痛くないですか?」
私:「はい。大丈夫です・・・。」
看:「暫くは尿意が分からないかもしれませんけど、徐々に、尿意を感じてくると思いますので・・・。」
私:「はい。」
看:「出血が多かったり、痛みが激しかったら看護師に伝えて下さい。」
私:「はい。」
看:「下着も履き替えますか?」
私:「ああ、そうですね。」
看:「これで良いですか?」
私:「はい。」
看:「じゃあ、ちょっと歩く練習をしてみましょうか?」
私:「はい。」
看:「スタンドを持って立ってみて下さい。」
私:「はい。」
看護師さんが、点滴のチューブやら、ドレーンのチューブを上手いようにスタンドからぶら下げてくれる。

( AI で作ったイメージ)
看護師さんの補助の元、廊下を歩く。
看:「まっすぐ端まで歩いてみましょうか?」
私:「はい。」
看:「ここを回っていきましょうか?」
私:「はい。」
看:「じゃあ、戻ってみましょうか?」
私:「はい。」

看:「如何ですか?しんどくないですか?」
私:「う~ん。大丈夫そうです。」
・・・そう答えながらも、思ったより体が重いことを感じていた。
看:「取り敢えず、お手洗いに行ってみますか?」
私:「そうですね~。」
看:「外で待ってます。」
私:「はい。」
トイレに入り用を足そうとするが、尿は出ない・・・。
外に出て・・・。
私:「まだ、出ないですね~(笑)。」
看:「しばらくしたら尿意を感じてくると思いますのでご心配しないで下さい。」
私:「はい。」
看:「歩けそうですね(笑)。」
私:「はい。」
看:「病棟の看護師が迎えに来ると思うので、もう少し、安静にしていてくださいね。」
私:「はい。」
再び、ベッドの民となる私・・・。
次回へ・・・。











