「真実の口」1,069 環境回復農法~技術指導編・熊本~⑧

前回の続き・・・。

私は、更に、環境回復農法への理解を頂くために、写真を見せながら説明した。

当ブログでも紹介している榊の実験である。

私:「植物が光合成をするということは、小学生でも知っていますが、その目的は何か判りますか?」

M:「・・・。」

私:「我々と同じように、生命を維持していくエネルギー作るためです。」

M:「ああ・・・。」

私:「通常は、日中、太陽の光エネルギーを利用して、二酸化炭素を取り込み水と合成してブドウ糖を作るんです。」

M:「ああ。」

私:「さっきの榊みたいな切り花でも光合成はしますよね。」

M:「はい。そうですね。」

私:「でも、私が実験したのは、事務所の中は抗酸化空間なので、比較が出来なくなるので、事務所の中で、唯一、抗酸化処理できていないユニットバスの中です。」

ユニットバス内での榊の実験1

M:「・・・。」

私:「ユニットバスは、使わない時は電気を消しますよね。」

ユニットバス内での榊の実験1

M:「・・・。」

私:「それどころか、私みたいに出張ばかりだと、他の部屋の明かりさえ付かない日が多いんですよね。」

M:「ああ。」

私:「でも、如何ですか?明らかに違いますよね?」

榊の実験結果

M:「そうでうすよね・・・。」

私:「つまり、環境回復農法の作物は、抗酸化セラミックで作られた、還元力を持った水を吸い上げるのですから、常に、光合成の力を借りなくても、生命エネルギーの源となるブドウ糖を作れる環境にあるということなんです。」

M:「はあ・・・。」

私:「現に、昨年、日照不足で各地で農作物の収量が落ち込みましたけど、昨年から三重で環境回復農法に取り組まれた方で、元々、自然栽培の方なんですが、余所の農家は、日照不足で駄目だったけど、ウチのは大丈夫だったって喜んでましたから・・・。。」

M:「へ~っ!」

私:「果実でも、台風とか来て、他の農園は落日したけど、環境回復農法の農園だけは被害が軽かったってのは良く聞きますよ。」

M:「そうなんですか?」

私:「はい。そりゃ、四六時中、過不足なく、エネルギーを産むことが可能だったら無敵でしょう(笑)。」

M:「はい(笑)。」

私:「・・・で、具体的に何をするかというと、まず、水を変えるために、セラミックの変わりに、抗酸化のセメントを作ります。」

M:「はい。」

私:「ホームセンターとかで速乾性のセメントが置いてありますよね。」

M:「はい。」

私:「農業用のバイオシーラーというのがありますから、それを少しずつ混ぜ合わせながら、ミカンくらいの大きさに丸めていって下さい。多分、一缶で70~80個位は作れると思います。」

新・農業用バイオシーラー

M:「はい。」

私:「それを農業用に使う水のタンクに入れて下さい。2tで10~20個あれば十分だと思います。」

M:「はい。」

私:「次に、えみな-Premium-っていう粉石鹸があるんで、葉面なら1/40,000倍、土壌なら1/10,000でやって下さい。」

M:「はい。」

私:「まあ、一番最初は、土を変えていきたいんで、雨が降る前日にダイレクトにえみなを粉のまま撒いてもらった方が良いと思いますけどね。」

M:「量はどのくらいですか?」

私:「目安は二反に一箱くらいです。」

M:「ああ。判りました。」

私:「基本、やるのはこれです。」

M:「肥料とかはどうするんですか・・・?」

次回へ・・・。