前回の続き・・・。
前回、新型コロナウィルス感染症の‟ 5 類相当”移行後についての解説を Q&A 式でお伝えしたが、 4 月 14 日(金)に加藤厚生労働大臣の閣議後会見が行われたので紹介しておく。
加藤大臣会見概要(令和 5 年 4 月 14 日(金) 9:32 ~ 9:55 省内会見室)
・新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置付けを予定通り 5 月 8 日に‟ 5 類”へ切り替えて支障がないかどうかの判断を 4 月下旬に最終確認する。
・ 5 類への切り替えは、新たな変異株の発生など「特段の事情」が生じないことが前提で、厚生科学審議会(厚労相の諮問機関)の感染症部会の意見を聴いて最終確認してから行う。
・新型コロナの足元の感染状況については、重症者や死亡者数が横ばいなのに対し、新規陽性者数は全国的に下げ止まりから増加に転じているという認識を示した。
・過去 2 年間の年間の感染拡大の推移や、専門家による最新の分析結果を踏まえ、厚労省では、これから夏にかけて一定の感染拡大が生じる可能性を想定しているため、予定通り‟ 5 類”に移行された後も引き続き対策を進める。
・入院に関しては、新たな医療機関による受け入れや医療機関同士の入院調整を進めるための「移行計画」を各都道府県が月内にも作る。
先週、後半の感染動向を追う。
次回へ・・・。