「真実の口」2044 余談XXⅦ・・・前編

月曜からのネタではないが、世の中には想定外の事態が起こるものである。

5 月末からヘルニアに苦しんでいた私だが・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

6 月に入り、長女が第一子の里帰り出産のために帰って来た。

長女が来て、 2 日後、義母から家内に連絡が入った。

以前から、不整脈の兆候があったのだが、先日、掛かりつけの病院で 24 時間ホルター心電図を付けるように言われたらしい。

寝耳に水である。

心電図の結果、夜中に脈が 8 秒間ほど飛んでいたらしい。

不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、脈が 1 分間に 50 以下の場合を徐脈、 100 以上の場合を頻脈という。

また、義母のように脈が不規則になる期外収縮がある。

一般的に、数秒以上心臓が停止するとふらつきが起こり、 10 秒以上停止すると意識がなくなって倒れる(アダム・ストークス発作)ことがあるらしい。

家内の話では要領を得ないので、直接、電話を掛けてみた。

それによると、 8 秒間止まったのはもとより、夜中に体調に異変を感じたら、救急車で病院に来ないと危ないとまで言われていたらしい。

義母によると、かかりつけ医から紹介された中央病院で詳しい検査結果を聞くために、家族の立ち合いが必要という。

掛かりつけの病院では、ペースメーカーあるいはカテーテル手術が必要になるかもしれないと言われたらしい。

もし、手術となれば、 1 週間程度の入院が必要になるという。

そこで、問題なのが義父である。

義父は、若干、認知機能が低下してきているので、全てを義母が面倒を見ていたという状況だった。

一人では、生活出来無いレベルである。

我が家には、既に、長女を抱えており、新たに一人、それも付きっ切りで居られる場所はない。

今通っている介護施設では、急な 1 週間のショートステイができないらしい。

しかし、少し離れるが、別の介護施設で約 1 週間のショートステイが出来るところが見つかった。

取り敢えず、義母が手術後の約 1 週間の入院中は何とか目途がついた。

しかし、手術後は、左手を肩から上には上げることが出来ないらしいので日常生活に支障が出る。

そうなると、二人とも大阪に来てもらって、我々で支えるしかない。

事務所で寝泊まりしてもらう?

ホテルをとる?

事務所では私が仕事をするのでかなりの不自由をかける。

ホテルも近隣では長期には予約が出来ない。

色々考えた結果、ウィークリマンションやマンスリーマンションの利用である。

数件の不動産を辺ったものの、都合のいいような空き物件が無かった。

物件が決まらなくても、日にちは過ぎていく。

物は試しにと、レ〇パ〇スを当たってみた。

都合よく、家から歩いて行ける距離に一軒見つかった。

ただ、 2F だったので、家内が現物を見に行くと、義父の歩行状況では昇降が無理ではないかという感じらしい。

私は、長女の昨年の 7 月の結婚式以来、義父に会っておらず、義父の歩行状況が分からないので、その他の物件を当たってみた。

自宅から距離は離れるものの、自宅と事務所の中間点で物件が見つかった。

ただし、随分都合よく見つかったなあと思ったら、心理的瑕疵物件だった。

一年とちょっと前に室内で亡くなっているのが発見されたらしい。

それ以来、入居者がいなかったらしい・・・。

翌日、家内は、義母の検査結果を聞くために、高速道路を使って、 3 時間強の所にある某市へと向かった。

当然、家に残る長女と末娘の面倒は私が見ることになる。

長女には、鉄分が不足しないようにと、色々考えて、料理を作ってやらねばならないのだが、そうすると、末娘の嫌いなものが食卓に上ることになる(笑)。

そして、ヘルニアが完治しているわけでは無いので、まだまだ、キッチンによりかかりながらの調理となるので、これはこれで大変である。

それよりも問題なのは義両親の生活拠点の確保である。

心理的瑕疵物件ということで、家内に見てきて欲しいと言われ、足を運んでみることにする。

便利なもので、オートロック暗証番号が 20 分置きに変わるらしく、部屋の前に着いたら、レ〇パ〇スの担当店舗に連絡して欲しいとのことだった。

暗証番号を解除して、中に入ると・・・。

〇〇〇〇〇〇〇〇気がした。

ただ、危害を加えそうな感じでは無いので、取り敢えず、会長に写真を撮って送ってみてもらった。

やはり、私が思ったところに佇んでいるらしい。

会長も、害は加える感じしないから、ワックス塗って処理すれば大丈夫じゃないかなと私と同じ見立てだった。

次回へ・・・。