前回の続き・・・。
令和 5 年 1 月 20 日に開催された第 90 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会では、総計 1,996 人の死亡例が報告されている。
ファイザー社・・・ 1,754 件( 100 万回接種あたり 6.3 件) (※注)
モデルナ社・・・・ 211 件( 100 万回接種あたり 2.6 件)
武田社・・・・・・ 1 件( 100 万回接種あたり 3.7 件)
(※注) 小児( 5 ~ 11 歳)接種後の事例 3 件( 100 万回接種あたり 0.8 件)を含む。
そこで、「週刊現代」 2023 年 2 月 4 日号に興味深い記事を見つけたので紹介する。
タイトルは・・・。
『「心臓が溶ける!」「ゼリーのような血栓」……医師たちが「きいた」ワクチン死した壮絶遺体の声』
大阪医科薬科大学法医学教室・鈴木滉一名誉教授は、大阪府警から解剖を依頼された。
ご遺体は、府内に住む 61 歳(当時)の男性、 A さん。
鈴木滉一名誉教授:
「心臓と肺をつなぐ太い動脈を切り離したときのことだった。血管から流れ出てきたのは、ドロリとした血の塊—血栓だ。男性の肺動脈には、コーヒーゼリーのような赤茶色の血栓がびっしりと詰まっていた。明らかな肺動脈血栓塞栓症でした。」
肺動脈血栓塞栓症とは、脚などでできた血栓が血流に乗って肺の血管内に集まり、塞いでしまう疾患のことだ。
血栓は、そのほとんどが足首から膝にかけて走る静脈でできるらしい。
そこで、鈴木教授は、まず、左脚の静脈を調べた。
しかし、血栓はどこにも見当たらない。
続けて右脚を調べると、静脈にぎっしりと血栓が詰まっていたという。
「おそらく死の直前、 A さんの両脚の血管には、どちらも血栓が生じていて、何かのきっかけで左脚の血栓がはがれ、肺動脈を塞いで、彼を死に至らしめたのだろう・・。」
解剖の結果の、鈴木教授の推測である。
A さんは 2021 年 8 月 5 日、ファイザー社製ワクチンの接種を受けていた。
5 日後の 8 月 10 日、 A さんは、妻に胸の苦しさを訴え、接種を受けた医院に向かおうと自転車に乗った直後、うめきながら倒れた。
救命救急センターに運ばれたがすでに心肺停止状態で、間もなく死亡が確認された。
実は、 A さんは 7 日の時点で家族に胸の違和感を訴えていたという。
鈴木教授:
「その時、すでに脚の血管から小さな血栓がはがれ、肺の血管に詰まり始めていたと考えられます。そして自転車を漕いだ際、左脚の静脈の大きい血栓がはがれて一気に肺の動脈に流れ込み、塞栓状態になった。膝裏辺りの血管で生じる血栓は、直径 1cm 近くになることもあるのです。」
A さんは毎朝の散歩を日課にしており、大きな血栓が生じる可能性は低く、原因として考えられるのは、ワクチンを接種したことだけのようだ。
鈴木教授氏は A さんの死亡検案書にこう記した。
『死因は肺動脈血栓塞栓症と心筋炎』
『ワクチンとの因果関係あり』
こんな事案がまだまだあるようだ。
次回も続く。
先週、木曜日の感染動向を追う。
次回へ・・・。