「真実の口」1,994 新型コロナウィルス・・・480

前回の続き・・・。

前回、大阪在住の 61 歳男性の話を寄稿したが、週刊現代は、遺族や当事者への取材に基づいていることを強調している。

決して、「作り話ではない」!

前回の鈴木教授は、この 2 年でワクチン接種後に死亡したご遺体を 3 例の解剖を行ったという。

2 例目は、 72 歳(当時)の女性 B さん。

B さんは、 2 回目のワクチン接種の 3 日後に死亡した。

解剖の結果、明らかになった死因は、肺動脈血栓塞栓症。

自宅で胸が苦しくなった B さんは、家族に支えられてトイレに連れて行ってもらう途中で倒れ、亡くなったという。

鈴木教授:

「解剖しても、当初は肺動脈に血栓は見当たらず、その他にも異常は見られませんでした。しかし肺を丁寧に観察すると、気管支と並んで縦に走る肺の動脈の広範囲が、血栓で塞がっていたのです。心臓を調べると、血管が激しい炎症を起こしていることもわかりました。心筋炎を起こす寸前の状態でもありました。」

1 月 20 日、厚生労働省は定例の副反応検討部会を開き、ワクチン接種後の「副反応疑い」の症例を更新している。

オミクロン株対応型のワクチンでも、 A さんや B 子さんのように血栓症や心疾患を起こした人、それにより亡くなった人が新たに複数報告されている。

前回もお伝えしたが、現在、国に届け出があった「副反応疑い」の死者は 1,966 人。

ただ、肉親がワクチン接種直後に死亡しても、すべての遺族がその因果関係を疑うわけではない。

また、診察する医師も気づかず、原因不明の突然死として片づけてしまわないとも限らない。

A さんや B さんの事例は、氷山の一角にすぎないのではないだろうか?

医療裁判を扱い、「副反応疑い死」の遺族救済にも取り組む弁護士の青山雅幸氏は、ワクチン接種後に死亡した人々の死因や死亡時期を調べて、ある共通点に気が付いたという。

青山雅幸弁護士:

「心疾患が原因で亡くなった方々に目立つのは、接種後 5 日以内に亡くなるケースです。解剖や AI による画像診断では、特に異常が見当たらないのに、心臓が原因の突然死で自宅で命を落としている。彼らの多くは既往症や受診歴がなく、 30 代以下の人も目立ちます。健康だった若者が、心臓が止まって治療をする間もなく突然死するなんて、普通は考えづらい。
また女性の場合、接種直後に脳や内臓からの出血で亡くなるケースが多い。脳溢血、くも膜下出血、肺からの出血などが少なからず報告されている。」

長尾クリニック名誉院長・長尾和宏氏:

「コレステロールの薬の副作用で骨格筋が溶ける『横紋筋融解症』も目立ちます。同様に心臓の筋肉の細胞も急激に溶けることがあります。その結果、心筋梗塞や心不全、致死性の不整脈が生じて、突然死を招く人がいると考えられます。」

昨年 11 月 20 日に 5 回目の接種を受けた 79 歳女性は、 3 日後の 23 日に死亡した。

死因は、横紋筋融解症のほか、敗血症や多臓器不全も見られたという。

昨年 12 月 5 日に 5 回目接種を受けた 79 歳の女性も、翌日、横紋筋融解症を起こし死亡した。

記録によると接種直後から悪寒があり、未明に嘔吐して救急搬送されたが、同日正午に死亡した。

さらに医師たちが不審を抱いているのが、異常な高熱で亡くなる人が多発していることだという。

次回に続く。

先週、金曜日の感染動向を追う。

2 月 3 日(金曜日)

次回へ・・・。